2019-01-01から1年間の記事一覧
今回紹介するウイスキーはレディバーンです。 このお酒は、グレンフィディックやバルヴェニー蒸留所のウィリアム・グラント&サンズ社が1966年にガーヴァングレーンウイスキー蒸留所内に建てたレディバーンで造られました。 <レディバーンが生まれた理由…
今回紹介するのはシャトー・クレール・ミロンです まずはラベルを見てください。男女が楽しそうに踊っていますね。ですが、実はこのワインには悲しい話があったのです。 <シャトー・クレール・ミロンにまつわるエピソード> 今から約100年前、シャトー・…
今回紹介するビールはデリリウム トレメンスです。 このビールの名前はアル中の震えや幻覚という恐ろしい意味が込められています。 <デリリウム トレメンス ラベルについて> 昔からアルコールで酔っぱらうとピンクの象が見えると表現されることが多くあり…
2020年 5月5日 改定 今回紹介する日本酒は仙禽(せんきん)です。 この仙禽は栃木県で造られる日本酒なのですが、日本の食文化に合わせて造られる原料米をドメーヌ化にも成功している革新的な日本酒なのです。 <仙禽の意味> 仙禽の意味は「仙人の住…
今回紹介するのはキングス カウンティ ディスティラリーです。 このお酒を造っている蒸留所は、面白いことに2010年に誕生した蒸留所なのですが、最古の蒸留所でした。しかも、その当時は世界で最も小さな蒸留所でもあったのです。 <蒸留所にまつわるエ…
今回紹介するのは醸し人九平次です このお酒はフランスでも評価されていて三ツ星レストランでも出されているお酒なのです。 <久野九平治さんにまつわるエピソード> 醸し人九平治の生みの親である久野九平治さんの経歴が中々面白いです。実はこの方は若いこ…
今回紹介するウイスキーはアベラワーです。 アベラワーはベンリネス山を源とするラワー川沿いに建てられている醸留所で造られているウイスキーです。名前の由来はラワー川の落合という意味があります。またフランスで人気のウイスキーで国際ワイン&スピリッ…
今回紹介するのはカールスバーグです。 このビールができるまでには、それはもう大変な苦労がありました。 <カールスバーグができるまでの苦労話> 立役者であるヤコブ・クリスチアン・ヤコブセンは理想のビールを作るために、当時広まりつつある下面発酵ビ…
今回紹介するの日本酒は「発芽玄米酒 むすひ」です。 このお酒の生みの親である寺田啓佐さんがよく日本一まずい酒として紹介していたようですが、癖があって一度飲むと忘れられない味で、リピーターになる人も多くいるお酒なのです。 <発芽玄米酒むすひの誕…
今回紹介するウイスキーはカティサークです。 このカティサークは禁酒法時代のアメリカをターゲットにして造られたブレンデッドウイスキーで、グレンロセスを中心として造られたウイスキーです。 bar-kottechan.hatenablog.com <カティサークの由来> カテ…
今回紹介するのはサミクラウスです。 <サミクラウスの由来> サミクラウスはスイス・ドイツ語でサンタクロースの意味です。このビールは一年間かけて醸造され、年に一度だけ、サンタクロースの誕生日である12月6日に出荷される特別なビールなのです。 <…
今回紹介するのは屋守です。 屋守が誕生するまでには熱いエピソードがあったのです。今回はいつもと違って長い記事ですが、最後までお付き合いいただければ幸いです。とても熱い気持ちになることは保証します。 <0からの始まり> 屋守の生みの親である4代…
今回紹介するウイスキーはハイランドクイーンです。 ラベルに描かれている人物はメアリー・スチュアートです。この人物は悲劇の女王と呼ばれ、ハイランドクイーンの由来になっています。 <メアリー・スチュアートにまつわるエピソード> メアリーの父である…
こんにちは!こてっちゃんです。今回は好評の声もぞくぞく(くることが希望)、大人気シリーズ(になる予定)の日本酒解説です。今回は自分の好みの日本酒をお店で見つけるための方法を紹介したいと思います。 まずは自分の好みの日本酒を知ろう! これがわ…
2020年 5月10日 改定 <グレンロセスとは> <グレンロセスのラベルにまつわるエピソード> <グレンロセスの仕込み水のエピソード> フェアリーズ・ウェルの伝説 <乾杯の掛け声にまつわるエピソード> 今回紹介するウイスキーはグレンロセスです。 …
今回紹介するのは鷹来屋です。 浜嶋弘文さんが、濱嶋酒造での酒造りを約20年ぶりに復活させ、誕生したのが屋号から名付けられた鷹来屋でした。実は浜嶋弘文さんは醸造学の大学ではなく商科大学に通っていたのです。これには理由がありました。 <蔵元の息…
今回紹介するウイスキーは100パイパーズです。 <100パイパーズの由来> スコットランドには昔からこんな伝説があります。「良いスコッチを飲むと1人のバグパイパー。 スムーズな酒なら2人。 もし、それがメローなら5人か6人。 でも真に偉大なスコ…
2020年 5月28日 改定 今回紹介するビールはデュベルです。 <デュベルとは> <悪魔と名付けられたエピソード> <デュベルの造られ方のエピソード> <デュベルのラベルのエピソード> グラスの底のDの意味 デュベルのラベルの面白い工夫 <デュベル…
今回紹介する日本酒は小左衛門です 昔ながらの杜氏制度では10代半ばで蔵人になるのが普通です。ですが、中島醸造の中島小左衛門さんと、中島脩生さん兄弟が「酒造りを任せてほしい」と言ったのは兄である中島小左衛門さんが27歳、弟である中島脩生さんが…
今回紹介するウイスキーはブラック&ホワイトです。 <夢を持ち続けた少年> ブラック&ホワイトの生みの親であるジェームズ・ブキャナン14歳の時に船会社の医事勤員として働き始め、いつか首都であるロンドンに進出してお金持ちになるんだという夢を持って…
今回紹介するのは西の関です 西の関とは西日本の横綱(代表酒)になりたいという願いと誓いが込められてつけられた名前です。そして萱島酒造さんは実は吟醸古酒のパイオニアとも言われているのです。 <吟醸古酒のパイオニアと言われる理由> 西の関の大吟醸…
今回紹介するウイスキーはアイラミストです。 このブレンデッドウイスキーのキーモルトにはラフロイグが使われているのですが誕生したのには面白いエピソードがあったのです。 <アイラミスト誕生エピソード> このウイスキーはアイラ島の領主であるマーガデ…
今回紹介するのは蓬莱鶴です 原本店さんは広島市内の中心地にある四季醸造の蔵で、なんとマンションで日本酒造りをしています。実はマンションで造られているのには面白いエピソードがあったのです。 <蓬莱鶴が造られている醸造所のエピソード> 平成2年に…
今回紹介するのはトラクエアハウスエールです。 トラクエアハウスエールは最高級ビールの栄誉が与えられていて、ビールの専門書でも必ずと言っていいほど紹介されているビールなのです。そして、このビールはスコットランドの古城で復活を果たすのですが、そ…
今回紹介するウイスキーはヴァット69です。 このボトルのキャップには、サンダーソン家の紋章であるタルポット犬と「神なくしては何者も存在し得ない」という同家のモットーが書かれています。そしてこのお酒の名前の由来には面白いエピソードがあったので…
今回は昨日紹介した千徳酒造さんの話の外伝みたいな形で、酒蔵見学の話を書いていこうと思います。 実は9月24日~9月27日まで宮崎で一人旅していました。その旅の道中で出会った千徳の純米酒に興味を持ってしまったため、当初予定になかった酒蔵見学に…
今回紹介する日本酒は千徳です。 宮崎県と言ったら普段焼酎を飲む機会が多い県ですが、その宮崎県の延岡市にたった一つだけ日本酒を専門に造っている酒蔵があります。それが千徳酒造さんなのです。(正確には日本酒を造っている酒蔵はもう一つありますが、そ…
2020年 1月 4日改定 今回紹介するウイスキーはバルヴェニーです。 バルヴェニーはグレンフィディンクの姉妹蒸留所でグレンフィディックが創業してからの5年後の1892年に建てられました。それには事情がありました。 bar-kottechan.hatenablog.com…
今回紹介する日本酒は開華です。 第一酒造さんは栃木県の佐野市にある蔵で、佐野市ではもっとも古い蔵なのです。 <第一酒造にまつわるエピソード> 第一酒造は江戸時代に海が荒れて灘酒を運ぶ船が来なくなるとかわりに佐野のお酒が江戸に供給されたのだそう…
2019年12月8日 改定 今回紹介するウイスキーはモートラックです。 この蒸留所があるのは人口千人足らずの小さな町にも関わらず7つの蒸留所が集中しているダフタウンにあります。 <蒸留システムについてのエピソード> ここの蒸留所の特徴は複雑な蒸…