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お酒のエピソードは面白い!ウイスキーや日本酒などこてっちゃんが気に入ったお酒の話を交えながら紹介していくブログです

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【ビール】フルートの音色に想いを馳せて!バタフライブルワリー【愛知】

今回はバタフライブルワリーにまつわるエピソードを紹介いたします

バタフライブルワリーは愛知県春日井市にあるクラフトビールの醸造所です。
ここのビールの特徴は名前に楽器の名前が付けられているのですが、そこには様々な思いが込められています。特に造られているビールの一つである「Flute~フルート~」に対しては強い想いの込められたエピソードがあったのです。

<バタフライブルワリーのビールに込められた想い>

バタフライブルワリーの由来は醸造所のある春日井市の形が蝶に似ているからです。
そして、あなたにとって、音楽のように楽しい時も立ち止まる時も、いつも豊かな時間を紡いでくれる。そんなビールになれますようにという願いが込められているのです。

<夫婦で叶えたビール醸造の夢>

大手国際物流会社で勤務していた入谷公博さんは、大のビール好きで海外への出張も多かったことから、様々な国で沢山のクラフトビールに出会います。
そんな公博さんは、いつしか地元でクラフトビール醸造に携わりたいと願うようになっていったのだそうです。
そしてある時、妻でフルート演奏者である光江さんに相談します。すると
クラフトビールを飲みながら演奏会をして、地域の憩いの場を作ろう!」と公博さんの夢を後押ししてくれるのです。

醸造所には、光江さんがフルートを吹いて聴かせられるスペースも用意する予定で着々と話を進めていきます。
そんな中。光江さんが突如てんかんを起こしてしまいます。
急いで病院に行ってCTをとると、脳腫瘍があったのでした。
そして、すでに手の施しようのない状態だったのです。
最後まで奇跡を信じた公博さん。
しかし、その願いは叶わず倒れてから2週間後に光江さんは亡くなってしまうのです。
なんとか光江さんとの夢を形にしたい
その想いで2021年11月にバタフライブルワリーをオープンさせたのでした。

フルート誕生のエピソード

2022年6月にようやく、コロナの影響で遅れていた醸造設備が届きます。8月になり、自宅でビールの醸造を始めることができるようになったのでした。
最初に造ったビールは「Flute~フルート~」というホワイトエールペールでした。
光江さんが好きだったホワイトペールエール
そして、光江さんが生前、ビールには楽器の名前を付けようと言っていました。
光江さんのフルートの音色をビールで表現したい。
音色とともに優しい味にしたい。
そんな想いが込めて、フルート演奏者の光江さんを想って、フルートと名づけたこのビールは誕生したのでした。

(こちらの写真はバタフライブルワリーさんからお借りしました。)
バタフライブルワリーの壁の中央には光江さんが描かれています。
いつまでも光江さんと共に美味しいビールが造られていくのでしょう。

 

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参考サイト
バタフライブルワリー – Tastes Like the Sound of Music (butterflybrewery.jp)
(5) 亡き妻のフルートの音色をクラフトビールの味に…脱サラしたビール職人の思い - YouTube
バタフライブルワリー (beer-cruise.net)
バタフライブルワリー | 全国創業事例集[story] | 日本政策金融公庫 (jfc.go.jp)
バタフライブルワリー紹介 - ZeekなGoe のんべぇブログ (zeek-goe.xyz)

 

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