2019年 7月7日 改定
2019年11月7日再改定
はじめまして。こてっちゃんと申します。
今回紹介するウイスキーは、スコットランドで最も小さい蒸留所で作られた「エドラダワー」というお酒です。
<エドラダワー:小ささにこだわったエピソード>
驚くべき年間の生産量
この蒸留所はポットスチルも小さく、密造を防ぐためにそれ以上小さくしたら法律にふれるぐらいぎりぎりの小ささで、ごく少人数で生産しています。そのため年間の生産量は90,000リットルほど。この数値は平均的なスコットランドの蒸留所のわずか30分の1で平均の蒸留所がおよそ1週間分で生産する量を1年間かけてやっと生産している量に値するのです。
ポットスチルについて
ポットスチルも最小の二基だけでサイズも驚くほど小さいのです。創業の1825年から製法もスチルのサイズもほとんど変わらない、そんなスコットランド唯一の昔ながらの伝統を守り続けている蒸留所でもあります。
あのイチローズモルトに関係している!?
イチローズモルトを造っているベンチャーウイスキー秩父蒸留所も蒸留所のモチーフにしたほどの蒸留所です。
小ささにこだわりと誇りを持っている。だからこそ他にはまねができない味が出せる。なんともかっこいいお酒ではないでしょうか?
<エドラダワーにまつわるエピソード>
過去にはポツダム会談で各国の首脳に喜ばれたお酒でもあります。
ポツダム会談で喜ばれたものは正確にはエドラダワーを原酒として造られたキングスランサムの事でした。チャーチル首相がポツダム会談で王様の身代金と呼ばれるキングスランサムを選んだというのはチャーチル流のウィットだったのでしょう。
ハチミツのような豊かな香りととろけるような舌触りで女性にもおすすめの一品です。小ささにこだわったこのかっこいいお酒をぜひ一度飲んでみてください。
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