BAR こてっちゃん

お酒のエピソードは面白い!ウイスキーや日本酒などこてっちゃんが気に入ったお酒の話を交えながら紹介していくブログです

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【ウイスキー】シングルモルトのロールスロイス ザ・マッカラン【スペイサイド】

                          2019年11月10日改定

                        

 

今回紹介するお酒は蒸留所の創業が1824年のマッカランです。シングルモルトのでも特に人気の高いウイスキーで造るときのこだわりには驚かされます。

 

<ロールスロイスというキャッチコピーにまつわるエピソード> 

これには二つの説があります。

・ロンドンの老舗であるハロッズという百貨店が作ったという説

・ロールスロイス社の社長が自らをマッカランを称していったという説

どちらの説にしろ、この呼び名が売り上げを伸ばすきっかけを作ったことは間違いないようです。

 

<マッカランの由来>

マッカラン聖コロンバの丘という意味があります。これは、蒸留所がかつてマッカラン教区と言われたスぺイ川左岸の丘の上に建てられていることから名付けられたのです。この聖コロンバですが、「トバモリー」の記事でも紹介しましたが、ネッシーを鎮めた人物と言われ、これがネッシーの最初の記録ともいわれているのです。

聖コロンバの事が気になる方は下の記事へ

www.bar-kottechan.work

 <ザ・マッカランのこだわり>

シェリーオークシリーズがスタンダードの物です。
スペイサイドで最小の蒸留窯を使うなど様々なこだわりを持っているお酒なのですが、特にすごい特徴は熟成に使用される樽は自社管理されている森林で造った樽シェリー業者に無料で提供して2・3年熟成させた樽を返却してもらい、それを2回だけ使うという徹底ぶりを守っていることです。

しかし近年ではシェリー樽の不足のためファインオークシリーズの物も作られるようになっています。

 

<面白いエピソード>

2017年に130年物のマッカランがスイスのホテルで一杯110万円で提供されたことがあります。

このマッカランを注文した観光客がいて話題になったのですが、実は偽物だったのです。

それにしても1杯110万円を出してもいいと思える魅力があるなんてすごいお酒ですね。

 

 

このマッカランはウイスキーのことがわからないけど、ウイスキー好きの方への贈り物としてもお勧めです。どこでも飲めると言っていいお酒なので、気になったら飲んでみてくださいね。

参考サイト

https://www.suntory.co.jp/whisky/macallan/history/

https://www.themacallan.com/en

 

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