2019年 11月16日 改定
今回紹介するお酒はリトルミルです
<リトルミル蒸留所のエピソード>
リトルミル蒸留所は、1772年に創業していることからスコットランド最古の蒸留所と言われています。
実はこの蒸留所は1994年に閉鎖されて2004年には火災で焼失してしまい完全に取り壊されてしまったそうです。
再開のうわさもありますが、いまだ噂の域をでません。
仮に再開されてもこの個性が再現される可能性は低いそうです。
<リトルミルのエピソード>
実は、このリトルミル蒸留所は14世紀からビールづくりとウイスキー造りが行われていたという説があるのです。
え?創業は1772年なんだよね?と思った方もいるかと思います。
この年はグラスゴーの麦芽製造業者であるジョージ・ブキャナン氏が保税官のための宿舎を作った年で、リトルミルを買ったのは1750年ごろなのだそうです。
つまり、それより以前からリトルミルは造られていたことになるのですが、その頃の詳しい記録は現在は見つかっていないそうです。
<リトルミルの香りに関するエピソード>
面白いのが、リトルミルの香りは「濡れた段ボールの香り」と言われているのです。
これはポットスチルが通常のモルトウイスキーの単式蒸留器と、グレーンウイスキーを造る連続式蒸留器の中間のような形状をしている独特なポットスチルだからだそうです。
美味しそうに聞こえるかは別にして、どんな香りなのか、今ではほとんど手に入らないことからもあって余計気になりますね。
濡れたダンボールの香りと呼ばれるリトルミルが飲めるのは今だけです。数が少ないのでお高い値段となっていますが、気になる方は今のうちに味わってみてください。
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