2019年12月6日 改定
今回紹介するのはミクターズスモールバッチバーボンです。
<ミクターズ蒸留所のエピソード>
ミクターズの前身にあたるシェンクス社は、1753年にペンシルバニア州で誕生したアメリカで最初にウイスキーを生産した会社です。皮肉なことに1919年にはアメリカでは禁酒法が成立し、蒸留所は事業の道を閉ざされてしまいます。禁酒法撤廃後に何度もの経営者の交代を経てなんとか続けていた事業でしたが、ついには1989年に倒産してしまい、蒸留所も見捨てられてしまうのです。その数年後、ジョセフ・J・マリオッコ氏とディック・ニューマン氏によってケンタッキー州で復活を遂げるのです。
<ミクターズの由来>
ミクターズの由来は1950年代に経営を手掛けたルー・フォアマン氏がマイケルとピーターという二人の息子のマイケルの名前の前半とピーターの名前の後半をとってつなげた名前なのです。名前の由来、面白いですね~。こういうつけ方はこてっちゃんは好きです。
<独立戦争でのエピソード>
アメリカの独立戦争の時に後に初代大統領になるジョージ・ワシントン総司令官が自軍の兵士たちのために購入したのでした。その当時は長く厳しい冬で粗末な丸太小屋の中で、耐えて死んでいった兵士たちが多くいました。その厳しさは、ワシントン氏が「何か大きな変化が突然起こらなければ、 ... この軍隊はきっと ... 飢えて、解体され、日々の糧を得るための最善の方法として散り散りになってしまうに違いない」と書かれていたほどです。このウイスキーを飲んで体を温めたのでした。
耐え忍ぶ力をくれるこのミクターズをぜひ飲んでみてください!
参考サイトなど
https://www.facebook.com/michtersjapan/
今回のエピソードに当たり「伝説と呼ばれる至高のウイスキー101」をおおいに参考とさせていただきました。
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