2020年 5月19日 改定
今回紹介するウイスキーはヘネシー ナジェーナです。
皆さんはヘネシーと聞くとまずは何を思い浮かべますか?
ブランデーを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
ですが、このヘネシー ナジェーナはアイリッシュ ピュアモルト ウイスキーなのです!
ではなぜアイリッシュウイスキーなのでしょうか?
このウイスキーには祖先への想いが込められていたのです。
<ヘネシーナジェーナのエピソード>
ヘネシーナジェーナに込められた想い
夢と冒険を求めてアイルランドから新天地へ渡った人々は尊敬と誇りを込めてナジェーナフィエン(渡り鳥)と呼ばれているそうです。
ブランデーと言ったらフランスですが、実はブランデーで有名なヘネシー社の創業者であるリチャード・ヘネシーはアイルランド出身なのです。
リチャードヘネシーもナジェーナフィエンの一人で、夢と冒険を求めてフランスへ渡りフランスでコニャックの製造を始めたのでした。
1998年に7代目当主であるジール・ヘネシーは多くの苦難を乗り越えてきたリチャード・ヘネシーへの敬意と望郷の念を込めて、祖先の出身地であるアイリッシュウイスキーを造り、ナジェーナの名前を付けたのです。
なんだか感慨深いですね。
「ヘネシーナ ジェーナ」のこだわり
この「ヘネシー ナジェーナ」の原酒は、沢山のアイリッシュ銘柄を造っているクーリー蒸留所のものが使われています。そして大麦もアイルランドの物、仕込み水も当然、地元のクラン川の水を使う徹底ぶりです。このヘネシーナジェーナは細部にまでこだわって造られてたアイリッシュウイスキーなのですね。
<リチャードヘネシーのエピソード>
リチャードヘネシーとコニャックの出会い
リチャードヘネシーはアイルランドに生まれました。
当時からアイルランド人はイングランドの圧政に苦しんでいたこともあり、自由をもとめてフランスに渡ったリチャードヘネシーは、コニャック地方で近衛隊の外国人士官として駐留するのです。
その時にコニャックの存在を知り、自らの名を冠したヘネシーというコニャックを世に送り出すようになるのです。
冒険することは失敗の恐れもあり、怖いことでもあります。
でも恐れずに立ち向かっていけばひらける道もあるかもしれません。
「ヘネシー ナジェーナ」はすでに製造が終了してしまいましたが、まだ買うことができるので、見かけたらぜひ試してみてください。
冒険への勇気をくれるこのウイスキーを飲んで新しいことに挑戦してみてはいかがでしょうか?
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