2019年12月16日 改定
今回紹介するのはザ・フェイマスグラウスです。
本場スコットランドで30年以上もの間ナンバーワンの座を守ってきたブレンデッド・スコッチウイスキーです。
<フェイマスグラウスにまつわるエピソード>
このお酒はマシュー・グローグによって生み出されたお酒です。元々は上流階級でグラウスシューティング(ライチョウ狩り)が流行っていたことから、上流階級にアピールすることも考えて「ザ・グラウス・ブランド」という名前で売り出したのです。そしてラベルにはマシューの娘がデザインしたライチョウの絵をのせたのです。
<名前が変更になったエピソード>
上で紹介したアイディアはかなりの効果を出して、発売から数年間で売り上げが急増するのです。するとお客さんから「あの、有名なライチョウのウイスキーをください」と言われるようになり、それを見た創業者のマシューが今のフェイマスグラウス(有名な雷鳥)に変更したのです。
<フェイマスグラウスに使われているモルトたち>
フェイマスグラウスは1970年までグローグ家の経営でしたが、相続税の問題によりハイランドディスティラリーズ(現エドリントン)に売り出されました。エドリントンはスコットランドの有数の蒸留所を所有していることから、このお酒には、マッカラン、グレンロセス、ハイランドパークなどの上質なモルトがたっぷり使われています。
フェイマスグラウスに使われているモルト
ちなみにライチョウはスコットランドの国鳥であるのですが、そんな鳥を狩猟してよかったのでしょうか?と疑問に思ったのはこてっちゃんだけではない気がします。
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値段も1078円とお手頃の値段なので、ウイスキー初心者の方にはまず、このフェイマスグラウスはいかかでしょうか?
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