2020年 3月19日 改定
今回紹介するウイスキーはアンティクァリーです
<アンティクァリーの由来に関するエピソード>
アンティクァリーとは古物収集家という意味で、ウォルタースコットによって書かれた小説「ジ・アンティクァリー」からとられています。
創業者のジョン・ハーディがウォルタースコットのファンで、小説の中に「永年探し求めていた名品についに巡り合う」というシーンがあり、このシーンと永年求め続けていた究極のウイスキーを作ることに成功したという想いを重ね合わせて名付けられたものだそうです。(ストーリーは青年士官が旅先で好古趣味の老人と出会い、その老人の後押しで、かつての恋人を救う話だそうです)
<アンティクァリー12年の特徴>
アンティクァリー12年の特徴としては、通常のブレンデッドウイスキーの12年物がモルト原酒を35~40%程度の使用にかかわらず、アンティクァリー12年にはモルト原酒が45%も使われていることです。
このことからスコットランド人にブレンデッドならアンティクァリーとも言われ愛されているウイスキーでもあります。
<アンティクァリーのキーモルト>
昔からキーモルトには、スペイサイドのクラガンモアやベンリネスが使われているのですが、現在のアンティクァリーにはハイランドモルトのトマーティンやアイラモルトもブレンドされているのです。
<アンティクァリーのエピソード>
さて、このアンティクァリーというウイスキーですが、1888年に創業者が自らブレンドしたウイスキーです。実は1980年代以降に生産停止に追い込まれてしまうのですが、1996年にトマーティン社がブランド権を買い取り、復活させたウイスキーでもあるのです。
小説の方も興味があったのですが、ちょっと探しただけでは見つからずでした。
見つけたら読んでみたいものです。
このウイスキーはアンティクァリー12年です。
もし、あなたが永年探し求めていたものが見つかったのであれば、お祝いにこのお酒を飲んでみるのはいかかでしょうか?
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