今回紹介するのは焼酎の獺祭です。
え?日本酒じゃないの?と思われた方も多いかと思いますが、焼酎の獺祭があるのです。
何を隠そう、こてっちゃんも知らなかったのですが、行きつけのお店に行ったときに焼酎の獺祭を見つけてしまい、思わず注文してしまいました。
香りは日本酒の香りがして、味は焼酎なのです。こういう焼酎もあるのだなと感激してしまいました。
純米大吟醸の酒粕から生まれた米焼酎で清酒かす(日本酒の酒粕)を蒸留して造られる「粕取り焼酎」と呼ばれています。この米焼酎は、獺祭の純米大吟醸の酒粕を使って造られたとても希少な焼酎です。 旭酒造が製造している唯一の焼酎でもあります。
<獺祭の由来のエピソード>
獺祭という名前は定着した今では想像しづらいですが、音の響きがダサいと似ているということから反対の意見もあったのだそうです。
獺祭の由来はいくつかあります。
・旭日酒造さんがある獺越の地名の由来は「川上村に古い獺(かわうそ)がいて、子どもを化かして当村まで追越してきた」ので獺越と言われるようになったと言われているのだそうです。獺が捕らえた魚を岸に並べて、まるで祭りをするようにみえるのですが、詩や文をつくる時多くの参考資料等を広げちらす事を獺祭というのです。
・教科書ででてきているので顔を覚えている人も多いのではないでしょうか?正岡子規は、自らを獺祭書屋主人と号したていました。西洋哲学を学んだ正岡子規は、俳諧に説明的、散文的な要素があることを批判し、詩としての純粋性を求めて芭蕉の高名な俳諧を批判しています。また子規は俳諧の中の一句・発句(ほっく)を「俳句」と呼び、俳句革新を志しました。
「酒造りは夢創り、拓こう日本酒新時代」をキャッチフレーズに伝統とか手造りという言葉に安住することなく、変革と革新の中からより優れた酒を創り出そうという想いから酒名に「獺祭」と命名したのだそうです。
39度と度数は高いですが、美味しいのでぜひ一度飲んでみてください
参照サイト
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