2020年 3月1日 改定
今回紹介するウイスキーはパディです。
このお酒はもともと、オールド・アイリッシュ・ウイスキーという名前でしたが、いつしかただのセールスマンの名前がお酒の名前になってしまったという面白いウイスキーです。
ではなぜ、ただのセールスマンの名前がお酒の名前になったのでしょうか?
<パディ セールスマンの名前に変わったエピソード>
かつて、アイルランド南部一帯で知られたパディ・フラハティというセールスマンがいました。彼は自転車の荷台にウイスキーを積んでセールスに行っていました。そのパディーの自転車がパブの店先に止まっているのを見かけると人々はそのパブに急いで駆けつけるのです。
なぜかというと、パディはそのパブに居合わせたお客さんに気前よくウイスキーを奢るという人物だったからです。
そんなこともあり、いつしかオールド・アイリッシュ・ウイスキーはパディのウイスキーと知られるようになり、注文も「パディー・フラハティのボトルをくれ」と注文する人が増えたのです。そこでパディーを生産している、コークディスティラリーズ社はブランド名を変更してパディとしたのでした。
<パディの特徴>
世界の5大ウイスキーの中でも特に飲みやすいのがアイリッシュウイスキーといわれていますが、そのアイリッシュウイスキーの中でも飲みやすいのがパディといわれています。その理由はパディはグレーンウイスキーを50%と多めにブレンドしていることからきています。
軽くて物足りないという意見もありますが、アイリッシュウイスキーに興味がある方はこのお酒を試してみると良いかもしれません。
セールスマンの名前がウイスキーのブランド名になっているのはおそらくこのお酒のみです。ただのセールスマンの気前の良さから名前になったこのウイスキーを是非とも飲んでみてください。
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