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【ウイスキー】真逆に進む勇気!ワイルドターキー【バーボン】

                         2020年 6月20日 改定

今回紹介するバーボンはワイルドターキーです。

 

 

数あるバーボンの中でも飛びぬけてコーンの原料比率が低く、ライムギとモルトの比率が高めなことが特徴なバーボンです。

 

 

<ワイルドターキー蒸留所の成り立ちエピソード>

このワイルドターキーを商品化したのは、コーヒーや紅茶、酒類の卸商で1855年に創業されたオースティン・ニコルズ社です。

この卸商がバーボンの蒸留所から原酒を買い付けてボトリングして、商品の一部として売っていたのが始まりです。そんな中、評判が徐々に出てきて酒類の比率を次第に高めていくのですが、1920年に禁酒法が施行されるとオースティン・ニコルズ社は営業を食品類1本に搾り、酒類の販売をやめてしまいます。なんとか、禁酒法の時代を乗り切りますが、苦境に陥っていたオースティン・ニコルズ社は禁酒法が撤廃されると、食料品を廃業し、酒類販売一本に絞るという真逆の決断をするのです。食料販売一本だったのが、酒類の販売一本に真逆の方向転換をするという判断をよく行えましたよね。食料販売だけだと苦境に陥っていたことなどから、倒産覚悟の判断だったのではないでしょうか?

そして、1960年代までは自前の蒸留所を持たずリピー蒸留所から買い入れた原酒と他蒸留所から買い付けした原酒をブレンドして販売していましたが、1970年代にリピー蒸留所を買収して、ワイルドターキー蒸留所となり、蒸留からボトリングまでの一貫生産を開始したのでした。

 

<ワイルドターキーの意味>

ワイルドターキーはオースティンニコルズの当時の社長、トーマス・マッカーシーがターキーハンティングの仲間にウイスキーをふるまい評判が良かったことから、その仲間の一人が七面鳥にちなんでワイルドターキーと呼んだのです。
それを気に入ったトーマス・マッカーシーが後にワイルドターキーというブランド名にしたというわけなのです。

 

<ワイルドターキーのおいしい飲み方>

ワイルドターキーハイボール

1.グラスにたっぷりの氷を入れる。

2.ワイルドターキー8年を30mlグラスに入れる。

3.ソーダ120mlを氷にあてないように静かに注ぐ。

4.炭酸が逃げないように軽くかきまぜる。

 

このレシピは
//www.wildturkey.jp/cocktails/

さんのものを参考にさせていただきました。
ぜひ試してみてください。

 

 

 このワイルドターキー8年でハイボールをつくって楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

参考サイト

//www.wildturkey.jp/

 

 

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