今回紹介するのは鶴齢です
創業1717年から約300年間もの間、酒造りを行っている蔵です。淡麗辛口が多い新潟県では珍しい淡麗旨口の酒造りを行っています。
<無濾過熟成のお酒の誕生エピソード>
12代目の社長である青木貴史氏が蔵を次いで2年目の時に、五百万石という酒米で造った純米酒が旨味もありバランスが良かったそうです。以前から、搾ったばかりのおいしいお酒を、できたてそのままで飲んでほしいと考えていた青木氏は、従来の濾過と火入れに疑問を感じていました。そのこともあり、味わいをそのままに貯蔵ができたら面白いと考え、0度の冷蔵タンク(サーマルタンク)で秋まで寝かせてみます。すると、お酒は味わいがのって口の中で広がる旨味のある酒に熟成していたのでした。
こうして、今まで新潟の酒蔵にはなかった無濾過の熟成したお酒が産声を上げたのでした。その年から、美山錦、山田錦、五百万石の3種類の酒米を使って無濾過の酒造りを始め、より旨味にこだわる鶴齢の新たな出発になったのです。
<青木酒造の大切にしていること>
造り手、売り手、呑み手による和合によって良い酒が生まれるというという考え方を大切にしています。
<鶴齢に合うつまみ>
・フキノトウなど山菜の天ぷら
・たけのこ
・鮭とば
・干物
・漬物
<参考サイト>
淡麗旨口で無濾過生原酒のこのお酒をぜひ一度味わってみてください。値段は1728円です。
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