今回紹介するウイスキーはヴァット69です。
このボトルのキャップには、サンダーソン家の紋章であるタルポット犬と「神なくしては何者も存在し得ない」という同家のモットーが書かれています。そしてこのお酒の名前の由来には面白いエピソードがあったのです。
<ヴァット69と名付けられたエピソード>
このお酒を生み出したウィリアム・サンダーソンは究極のブレンデッドを造るために、3年かけてモルトとグレーンの原酒比率を変えたり、試行錯誤して100の試作品を完成させます。ウィリアムはそれらの試作品を100の樽に入れて順番に番号を付けました。その試作品を友人やブレンダー仲間を読んでテイスティングすると全員一致で69番目の樽が一番いいと選んだのです。実はヴァットは樽という意味で、つまりこのエピソードから69番目の樽という意味で名づけられたのでした。
<持つべきものは友人である>
ヴァット69にはロイヤルロッホナガーの原酒が使われています。実はウィリアムはロイヤルロッホナガーの創業者であるジョンベッグと長年の付き合いがあったため、ブレンダーなら誰もが欲しがる貴重な原酒を使うことができたのでした。
値段は1010円とかなりお手頃な値段です。究極のブレンデッドを目指して造られたお酒を一度味わってみてください。
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