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【ウイスキー】おじいちゃんとの思い出!オールドグランダッド【バーボン】

                         2020年 7月 5日 改定

今回紹介するバーボンはオールドグランダッドです。

 

 

ラベルを見てください。優しそうに微笑んでいる人物が描かれていますね。これには心温まるエピソードがありました。

  

 

<オールドグランダッドの意味>

 このお酒は、1796年にアメリカのケンタッキー州で設立された歴史のある蒸留所で、ベイジルヘイデンという人物によって創業され、生み出されたのが始まりです。
そして、1882年に3代目であるレイモンドヘイデンがこのお酒に創業者である祖父の素晴らしい業績を称えて、自社のプレミアムバーボンにオールドグランダッド(おじいちゃん)と名付けたのです。
きっと、レイモンドヘイデンはおじいちゃんが好きだったのでしょうね。このお酒にはおじいちゃんとの思い出も込められているのだろうなとこてっちゃんは勝手に思いました。ちなみにレシピも製造方法もベイジルヘイデンから受け継いだものとなっているのです。現在はジムビームのクレアモント蒸留所で造られていますが、レシピも酵母も、蒸留方法も昔のままの伝統を守っているバーボンなのです。

 

<ボトルについてのエピソード>

冒頭で紹介した、ラベルに描かれている人物がベイジルヘイデンその人です。このボトルにはロットナンバーが印字されていて、樽から直接ボトリングされているのも特徴です。
ちなみに今回紹介しているグランダッドには114という数字が書かれていますが、これは114プルーフのことで(57度)バーボンの中で1,2を争う度数の高さとなっているのです。

 

 <こてっちゃんとおじいちゃんの思い出>※お酒とは関係ないので読み飛ばして平気です

このお酒の話を読んでいて、おじいちゃんとのことを思い出しました。たまには自分語りでもさせてください。

小学生のころ、よく夏休みにはおじいちゃんの家に遊びに行って、将棋をやったり(正確には指すといいますが)、田んぼにカエルを取りに行ったり、山の中の神社でカブトムシやセミをとったりしました。帰りに竹林を通るときのヒグラシのカナカナカナという鳴き声がとても印象的でした。

そんなおじいちゃんとの関係でしたが、自分が中学生ぐらいの時から一緒に住むようになり、最初の内はあった会話も、高校生になり大学受験の頃には、おじいちゃんとはほとんどしゃべらなくなっていったのです。でも、自分が浪人して毎朝予備校に行くときに、おじいちゃんは、必ず「がんばってこいよ」と声をかけていてくれたのですね。それに対して自分は「ん」と一言返すのみ。

そして受験前日の朝も予備校に行くときに「もう少しだな。がんばってこいよ」といつものセリフ。これがおじいちゃんとの最後の会話でした。あんなに元気だった人が急にいなくなるなんて夢にも思わなくてその時のショックは凄いものでした。
そっけなくではなく、もっとちゃんと話しておけば良かった。
いなくなって本当に後悔したものです。
皆さんも自分のように、いなくなってから後悔するのではなく、悔いのないように家族を大切にしてくださいね。

 

たまにはこのオールドグランダッドでおじいちゃんの事を思い出したり、おじいちゃんと一緒に飲んでみてはいかがでしょうか?

 

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