今回紹介するのは大山Gビールです。
このお酒は「くめざくら大山ブルワリー」で造られているビールで、大山の恵みをたっぷり受けて造られるクラフトビールなのです。
<大山Gビールを造る要素>
地蔵滝の泉
大山Gビールでは地下150mから大山の伏流水を汲み上げています。地蔵滝の泉から湧き出る水と同じで、この水は大山の雪解け水が400年もの年月をかけてろ過されて湧き出ている軟水なのです。元々は5mほどの滝だったのが豪雨で崩壊してしまったので現在の形になったのだとか。平成の名水百選にも選ばれていて地元の人も汲みに来る湧水です。
二条大麦であるダイセンゴールド
この大麦は黒ボク土(火山灰からできた触った感触がボクボクした感触。農業に適した土)で栽培されています。実はこの大麦は岩田さんが15年前に農家さんと一緒に復活させた鳥取県が開発した大山固有の品種なのです。ちなみに麦の栽培を始めたのは大山らしさの味の追求と原料について深く知りたかったから始まった取り組みなのです。
伯耆(ほうき)富士の異名を持つ大山
醸造責任者である岩田秀樹さんは言います。
「幼い頃からあの山を見て育ちました。そして20数年にわたり、その麓でビールを造り続けています。有難い大山の恩恵を受けながら。私はそこに大きな意味を感じるのです。地ビールとは、クラフトビールとは何か。私は、この地でしか造れない、たくさんの方に親しんでいただける『おらが町のビール』を造りたい」(ブルワー魂 日本のクラフトビールを支える23人 から引用)
<ビールで季節を表現するようになったエピソード>
きっかけは1本の電話
「そろそろあの麦のビールが出る季節ですよね?あれおいしいですよね」(ブルワー魂 日本のクラフトビールを支える23人 から引用)
この電話がきっかけでビールで季節の移ろいを感じてくださっているんだと岩田さんは気づかされたのだそうです。そして年間を通じて季節の楽しみを届けたいという気持ちを大切に、大山Gビールにはその時期に合わせた期間限定のビールが多くあるのです。
・夏には大山ゴールドを使って仕込む大山ゴールドというビール
・春は希望者と一緒に酒米を造ってブレンドして仕込む八郷というビール
・秋は農薬を使わないで育てたホップで仕込むヴァイエンホップというビール
などなど。気になる方はホームページを見てみると面白いですよ。
ちなみに2011年に「ワールド・ビア・アワード」でヴァイツェンが部門世界一受賞していますよ。ぜひ一度飲んでみてください。
こちらは世界が認めた大山ハムとビールが3本のセットです
参考サイト
https://www.houki-town.jp/new2/5/1/7/
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