青の場所がアイランズモルトの生産場所です。
<アイランズモルトとは>
オークニー諸島、ルイス島、スカイ島、マル島、ジュラ島、アラン島で造られているウイスキーをアイランズ(諸島)モルトと呼んでいます。島ごとに特有の地形や気候の影響も違うのでアイランズモルトの個性は多種多様です。そのため、ひとくくりでは特徴が表せず、あくまで地理的な分類となっているのです。
<各島の特徴>
オークニー諸島
ヴァイキングの文化が色濃く残っていて、約70の島からなっています。温暖で土壌が非常に肥沃なことが特徴
ルイス島
夏と冬の気温差がほとんどない冷涼な島。ケルトの伝説が多く伝えられている島でもある。
スカイ島
険しい山峡と複雑な海岸線がつくりだす神秘的な島。島民の半分が今だにゲール語を使っている。ケルト神話に彩られた島。スカイ島はゲール語で翼の意味です。
マル島
歴代のスコットランド王の墓所があり、スコットランド一の巡礼地の玄関口として栄えてきた。中心となる街はトバモリーです。
ジュラ島
人口約200人のところに鹿はなんと6000頭も棲んでいる、まさに鹿の島。ちなみにジュラという意味もゲルマン語の鹿という意味に由来すると言われています。
アラン島
地理的にも気候的にもスコットランドの縮図といわれている島。かつては密造酒の盛んな場所で、アラン島産のウイスキーは「アランの水」とも呼ばれていました。
<アイランズモルトの面白い話>
アイランズモルトは新しい蒸留所の建設の話が絶えない場所で、一番新しく稼働したのがルイス島のアビンジャラク蒸留所で2008年に誕生しています。それ以外にも新蒸留所の誕生の噂はありますが、現在は計画がストップしているようです。
<アイランズモルトの種類>
・アイランズモルト銘柄一覧
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