黄色の場所がハイランドモルトの生産場所です。赤く塗られた場所はスペイサイドなのですが、それ以外のスコットランドの上半分がハイランドというイメージです
<ハイランドモルトとは>
スコットランドは元々、北のハイランドと南のローランドに分けられていました。そこから、スペイサイドやキャンベルタウンなどと派生していって、現在では一般的にダンディーとグリーノックという東西の都市を結ぶ想定戦でローランドと区分けされているのです。環境や製造方法が異なるので比較的、個性的で小規模での生産がされるシングルモルトが多く、スコッチウイスキーの一大産地でも、スコッチウイスキーの約1/3がこのハイランドで生産されているほどなのです。
<各ハイランドモルトの特徴>
ハイランドモルトが、環境や製造方法が異なる特徴を持つ理由は、その広い土地からきています。よって現在では北ハイランド、東ハイランド、西ハイランド、南ハイランドとさらに細分化する場合が一般的になってきています。
・北ハイランド:ピートを焚き込む傾向がある
・東ハイランド:スペイサイドの影響を受けて花っぽさや、森林の香りが感じられる。
・西ハイランド:現在はオーバンとベンネヴィス蒸留所の2カ所のみ稼働している。
・南ハイランド:ローランドの影響を受け、ノンピートでマイルドな傾向がある。
<ハイランドモルトにグレンがつく銘柄が多い理由>
下にある、ハイランドモルト銘柄一覧を見るとわかるのですが、やたらと「グレン」がつく銘柄が多いのがハイランドモルトの特徴の一つになっています。
これはグレンはゲール語で「谷」という意味で、ハイランド地方は高い峰と深い谷が多い起伏の激しい土地が多いため、谷の周りに蒸留所が多いことから名付けられることが多いのです。
<ハイランドモルトの種類>
・ ハイランドモルト銘柄一覧
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