今回紹介するウイスキーは「バランタイン ファイネスト」です。
バランタイン ファイネストは「ウイスキーバイブル」(ジム・マレー著)のスタンダードスコッチ部門で2016年に最高得点をたたき出したこともあり、ヨーロッパではNo.1スコッチともいわれているウイスキーです。ヨーロッパの若者には特にコーラで割るのが流行っているウイスキーでもあります。
<バランタイン ファイネストとは>
バランタインを造っているジョージ・バランタイン&サン社の創業者であるジョージ・バランタインの死後から約20年後、息子であるジョージ・バランタイン・ジュニアが家名を冠したバランタイン ファイネストを1910年に誕生させたのが始まりです。
<バランタイン ファイネストのエピソード>
創業者にまつわるエピソード
創業者であるジョージ・バランタインは13歳でエジンバラの食料品店に奉公に出ることになります。ジョージ家の家計が厳しく養育費に余裕がなかったのです。その時の契約で決められた奉公期間は休日が1週間の内に半日しかない状況での5年、そして、一日でも欠勤するとどんな理由であろうと2日間の延長という大変厳しいものだったのです。
そんな厳しい期間を終えて18歳になったジョージは念願の自分の店を持つことに成功します。当初はウイスキーは少し置かれる程度でしたが、酒税法の改正、ブレンデッドスコッチの誕生などからウイスキーの将来性を感じ、ブレンダーとしての道を歩み始めるのでした。
バランタインファイネストのラベルについて
バランタインファイネストのラベルはV字型になっているのですが、実はこれには意味があります。
どういった意味かというと、「保護」や「信頼できる働きをなした建築家」という意味があるのです。信頼できる働きをなした建築家というのはバランタインが40種類以上の原酒を見事にブレンドされてできていることになぞられているのではないかと、こてっちゃんは考えています。
<バランタイン ファイネストのキーモルト>
・グレンバーギ
・ミルトンダフ
・ロングモーン
<バランタイン ファイネストに合うつまみ>
バランタイン5代目のマスターブレンダーであるサンディー・ヒスロップさんはやわらかいミルクチョコレートと相性がいいといっていますので参考にしてみてはいかがでしょうか?
バランタインブランドの始まりである「バランタイン ファイネスト」は値段も安くて、コストパフォーマンスがかなり高いウイスキーです。
ウイスキーって飲んでみたいけど「まずは何を飲んでみよう?」と悩んでいる方は、まずは、このバランタインファイネストを試してみてはいかがでしょうか?
参考サイト
https://www.ballantines.ne.jp/talkreport/01/1/index.html
https://www.ballantines.ne.jp/products/finest.html
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