今回紹介するウイスキーはジョンベッグ ブルーキャップです
このウイスキーは面白いことに三つの顔をもつウイスキーなのです。
では3つの顔を持つというのは、どういったことなのか紹介していこうと思います。
<ジョンベッグとは>
ジョンベッグはロイヤルロッホナガーで有名なロッホナガー蒸留所の創業者のことで、以前にロイヤルロッホナガーの記事で、見事に女王一家に見学に来てもらい王室御用達としての許可を貰いロイヤルの名前を付けることを許可されてエピソードを紹介しました。その創業者の名前を冠したウイスキーなのです。
<ジョンベッグ:3つの顔のエピソード>
ジョンベッグ 王家の紋章
ジョンベッグは元々モルトウイスキーに名前が付けられていました。そしてそのラベルには上でも説明したように蒸留所が王室御用達としての許可を得たことからラベルにはキングジョージ5世のイギリス王家の紋章が付けられていました。
ジョンベッグ オリジナルの紋章
ところが、1978年に王家の紋章の無制限な扱いは御用達の権威を損ねることから、王室御用達制度が改正され、簡単には王家の紋章がつけることができなくなったのです。そしてラベルにオリジナルの盾のようなものに丸が3つ付けられた紋章に変わったのです。そしてモルトウイスキーにはロイヤルロッホナガーで出され、ブレンデッドにはジョンベッグと名付けられるようになったのです。
ジョンベッグ ホワイトラベル
この話はまだ終わりません。ジョンベッグは最近になってアメリカ向けにホワイトラベルと呼ばれる、昔の物とは違うライトなタイプの物をつくっています。
こちらがキングジョージ5世の王家の紋章のジョンベッグ ブルーキャップです。
こちらがオリジナルの紋章のジョンベッグ ブルーキャップです。
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