BAR こてっちゃん

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【ジン】肉を食う人!ビーフィーター

今回紹介するジンはビーフィーターです。

 

 

このビーフィーターは世界No.1ブランドといっても過言でない蒸留所で造られているジンなのです。

 

 

<ビーフィーターの歴史>

ビーフィーターの歴史はジョン・テイラーが1820年代に設立した蒸留所をジェームズ・バローが買収するところから始まります。バローは1863年に後にビーフィーターを造り出す会社を立ち上げるのです。
バローは薬剤師でもあり、貿易商とも交流がありました。そんなバローはあるときジンのボタニカルにシトラス(オレンジとレモン)を使うことを思いつくのです。
このシトラスを使ったジンはビーフィーターの昔からの伝統となっていて今でも続いているのです。

 

<ビーフィーターの意味>

まずは上の画像のラベルををよく見てください。
赤い服を着た、ロンドン塔を守る近衛兵が描かれているのがおわかりでしょうか?
ビーフィーターの名前はバローによって名付けられるのですが、このビーフィーターは「Beef Eater」つまり牛を食べる人という意味があるのです。
これはラベルにも描かれている、近衛兵のことで、近衛兵は王室に近い仕事をしていることから、国王主催のパーティーのあと、残った牛肉の持ち帰りを許され、よく牛肉を食べていたのですね。そんなことからロンドン塔を守る近衛兵の通称が「Beef Eater」となり、その名前をとったのがこのジンというわけなのです。
実はこの名前の付け方は異例なことで、当時の名付けられ方の大半は、人名か、場所の名前をジンの名前に関するのが普通だったというのだから面白い話です。

 

<ビフィーターを使ったジントニックレシピ> 

材料

・ビーフィータージン1/4
・トニックウォーター3/4
・レモン
・オレンジ
・氷

 

作り方

1.トニックウォーターの半分をグラスに入れて、ビーフィータージンを入れる。
2.グラスに氷を入れます。
3.レモンとオレンジの輪切りにしたものを1つずつグラスに入れます。
4.残りのトニックウォーターをグラスに注ぎ、かき混ぜて完成。

※ジントニックにライムが使われることが多いですが、ビーフィーターのボタニカルにはレモンとオレンジしか使っていないのでライムを使ってしまうとライムが強すぎてビーフィーターの良さを消してしまうので要注意!

 

 

この世界No.1ブランドといっても過言でないビーフィーターは、お値段も安いのでジンを始めて飲む方にもおすすめです。
いろいろな飲み方を試してみてください。
 
 

 

参考サイト

ビーフィーター -BEEFEATER- サントリー

Gin & Tonic | Gin Cocktails | Beefeater Gin

 

 

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