今回紹介するのはブナハーブン トチェックです。
トチェックとはスモーキーという意味です。
え?ブナハーブンはアイラモルトにしてはあまりスモーキーではないよねと感じた方もいるかもしれません。それには理由があるのです。
<ブナハーブンがアイラモルトにしては軽い理由>
ブナハーブンはピート処理をほとんどほどこさない麦芽が使われているためアイラモルトの中では最も軽いと言われているのです。
ですが実は創業当時は非常にピーティーでスモーキーな味わいだったというのだから驚きです。ですが、第二次世界大戦の後にウイスキーの需要が大きく伸びたことによりポットスチルを増設したのだそうです。この頃、主流がブレンデッド用の原酒造りだったことから優しいノンピートな味わいが好まれ、1963年に味の改革を行ったのでした。1979年にはシングルモルトも作られましたが、ノンピートのアイラの中では一線を画すウィスキーが誕生したのでした。
そんな中、創業当時のブナハーブンを知ってほしいという想いからトチェックが作られたのでした。
創業時のピーティーなモルトと1963年以降のノンピートのモルト、2つのスタイルのウィスキーを作ることでブナハーブン蒸留所の本来ある姿を表現したのでした。
創業当時の味も試してみると2つの個性が分かって面白いかもしれません。興味がある方はぜひ
参考サイト
特集 「ブナハーブン」醸造責任者が語る、ブランドの現在と未来。(1) | Liquor World | アサヒビール
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