今回は、こてっちゃんがお酒について調べていて面白いと思った「災い転じて福となす」ということわざに相応しいお酒のエピソードを独断と偏見でランキング形式にして紹介していこうと思います。
今回はベスト7の紹介となっています。
え?なぜベスト7かって?
それはラッキーなお話が多いので、ラッキーセブンにあやかっての7選です。
さて、前置きが長くなってしまいましたね。
それではそろそろ本編に移ろうと思います。
ここで紹介しているエピソードはそのお酒のエピソードの一部ですので、興味がわきましたら読んでいただけると嬉しいです。
- 第7位:持て余した敷地を有効活用して造られたお酒
- 第6位:特徴的なポットスチルから造られるお酒
- 第5位:売れなかったおかげで美味しくなったお酒
- 第4位:それは過ちを許されたお酒
- 第3位:偶然による幸運から生まれたお酒
- 第2位:勘違いを現実にしたお酒
- 第1位:数奇な運命を感じるお酒
第7位:持て余した敷地を有効活用して造られたお酒
北の錦
この日本酒を造っている小林酒造さんは1万坪の敷地に18棟もの蔵が並んでいるほど広い敷地で日本酒を醸しています。
そんな広い土地でも、炭鉱が栄えていた昭和40年までは生産が間に合わないほどだったのですが、閉山したことにより生産量が3分の1にまで落ち込み、広い敷地を持て余していました。
その持て余した敷地を有効活用しようと思いついた手段が、
・蔵の観光化
・古酒造り
だったのです。
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第6位:特徴的なポットスチルから造られるお酒
オールド プルトニー
このウイスキーを造っているプルトニー蒸留所にはひょうたん型のポットスチルがあります。
このポットスチルがひょうたん型になっている理由が面白いのです。
実は、ポットスチルを作るときにサイズを間違えてしまい、蒸留所に収まらなくなってしまったのです。その結果ポットスチルの上部を切って、何とか蒸留所に収めるのでした。
この失敗が、オールド プルトニーの味わいを作っているのですから、面白い話です。
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・【ウイスキー】色々と変わったエピソード!オールド・プルトニー
第5位:売れなかったおかげで美味しくなったお酒
百々登勢
百々登勢を造っている福光屋は古酒の先駆者ですが、先駆者になった理由が面白いです。実は昭和35年という吟醸酒の存在がほとんど知られていなかった時代に、吟醸酒を売り出すのですが、全然売れなかったのです。
その売れ残った吟醸酒を3年間もの間タンクに入れていると格段においしくなっていたのです。
そこから福光屋の古酒の研究が始まったのです。
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第4位:それは過ちを許されたお酒
ワイルドターキーフォーギブン
ワイルドターキーフォーギブンは選び抜かれたバーボンのタンクに、誤って飲み頃のライウイスキーを注いでしまうのです。大損失だ!と怒ったワイルドターキーの4代目ブレンダーでしたが、飲んでみると偶然にもおいしいお酒になっていたのです。
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・【ウイスキー】間違えから生まれたお酒!ワイルドターキー フォーギブン
第3位:偶然による幸運から生まれたお酒
アードベッグセレンディピティ
このアードベッグセレンディピティはアードベッグ17年を造っている最中に誤ってグレンマレイ12年を混ぜてしまうというとんでもないミスを犯したことから生まれます。
これでは商品にならないと、廃棄しようとするのですが、試しに飲んでみると、とてもおいしいウイスキーになっていたのです。
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第2位:勘違いを現実にしたお酒
グレンモーレンジアルタ
このウイスキーはレジェンド級の2人の対談の中の「野生酵母を使ったグレンモーレンジがあるよね?」という発言から生まれました。
実は、この発言は全くの勘違いで、野生酵母から造られたグレンモーレンジなんてなかったのですが、ないなら造ってしまおうと勘違いを現実にしたウイスキーなのです。
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・【ウイスキー】勘違いから生まれたお酒!グレンモーレンジ アルタ
第1位:数奇な運命を感じるお酒
福壽
あえて、ここでは多くを語らないでおきます。
ただひとつ言えるのは阪神淡路大震災がなければ、この福壽を造っている神戸酒心館は別のものになっていたことでしょう。
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