2020年 4月7日 改定
今回紹介するウイスキーはタリスカーです。
<タリスカーの特徴>
タリスカーの一番の特徴は、スカイ島唯一の蒸留所ということです。スカイ島は空の島と思われがちですが、鳥の翼を広げたような形という説が有力です。これを聞いてFF5のバハムートが封印から解かれる場面を思い出した人は一緒に飲みましょう(笑)
また、蒸留窯のラインアームが特徴的で途中2度上下に曲げられています。
UVD社のブレンダーの間では舌の上で爆発するようなと表現されている風味もタリスカーの特徴でしょう。気分が滅入った時などに飲むと思わぬパワーをもたらしてくれるかもしれません。
<タリスカーの意味>
タリスカー蒸留所は、ヒュー&ケネス・マルキス兄弟が1830年に創業したのが始まりです。
このタリスカーの意味ですが、ゲール語で「傾いた大岩」という意味で、マルキス兄弟がタリスカーという名前の家に住んでいたことから名付けられたのです。
<スカイ島にまつわるエピソード>
このブログでも度々出てきますがカローデンの戦いで敗れ、イングランド政府に追われていた、スチュワート家の王子、ボニー・プリンス・チャーリーを助けたのがフローラマクドナルド姫でした。
姫は、王子が身を潜めていたサウス・ユーイースト島から王子に女装させて小舟に乗せてスカイ島まで逃れたのです。王子は別れ際に自分の髪の毛を姫に託して再会の約束をします。その後、王子はフランスまで逃げたものの亡くなります。
一方で、イングランド軍に捕らえられてしまったフローラ姫はロンドン塔に幽閉されてしまうのです。その後、スカイ島に戻ることができるのですが、結婚して渡米するも独立戦争に巻き込まれてしまいます。そしてカナダに移住し、夫が亡くなった後に再びスカイ島に戻るのですが亡くなってしまうのです。
二人が交わした再開の約束は決して叶うことなく、二人とも亡くなってしまうという悲恋物語がスカイ島にはあったのでした。
下2つの記事はカローデンの戦いの関連記事です
カローデンの戦いはお酒の話に色々と関わってきているので、ぜひ一度ちゃんと勉強して記事にまとめてみたいものです。
<タリスカー ハイボールの面白い飲み方>
タリスカーオンラインというページで面白いハイボールの飲み方が載っていましたので紹介させていただきます。名前はタリスカースパイシーハイボールといいます。
1.グラスに氷を入れて、マドラーでよくかき混ぜてグラスを冷やします。この時に溶けた氷の水を捨てるのがポイントです。
2.タリスカー10年、またはタリスカーストームを1の量に対して、ソーダを2~3の割合で注ぎます。この時に氷にソーダを当てないように注ぐことが美味しく飲むためのコツです。というのも、氷にソーダをかけないことで氷が無駄に溶けることを防ぐのです。
3.最後のポイントはかき混ぜないことです。これによってタリスカーの風味が逃げないで美味しく飲めるのです。大きいグラスを使う時はグラスの底から氷を軽く持ち上げるように一度ステアするといいそうです。
4.最後にお好みの量であらびき胡椒を氷にあてるように振りかけて完成です。
参考ページ
ハイボールに黒胡椒?タリスカー スパイシーハイボールの作り方 | | LIFE WITH TALISKER | タリスカーオンライン
こちらが今回のブログで紹介しているタリスカーの10年です。元気を出したいときなどに飲んでみることをお勧めするウイスキーです。
ハイボールにしても面白いですよ。
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