２０２０年 ５月２８日 改定
今回紹介するビールはデュベルです。
＜デュベルとは＞
デュベルとはフラマン語で悪魔という意味です。
実は悪魔という物騒な名前がつけられたのには、面白いエピソードがあったのです（最近、こてっちゃんの中ではこのくだりがお気に入りです 笑）
＜悪魔と名付けられたエピソード＞
ある時、デュベルの試飲会で試飲をしていた人物が、突然こんな言葉を言い放つのです。
「このビールには悪魔が潜んでいる」と。
デユベルの特徴は、エールなのに淡い色をしていることと、柔らかい口当たりで驚くほどきめの細かい泡立ちをしていることが挙げられるます。
そして、特筆すべき点は、アルコール度数が8.5％もあるということです。この高いアルコール度数に関わらず、スムーズに飲めてしまうのが悪魔が潜んでいると口走った原因なのかもしれません。
これがきっかけでデュベルと名付けられるのですが、実は元々は、第一次世界大戦の終戦記念を祝ってビクトリーエールという名前だったのです。勝利の酒が悪魔という名前に変わってしまったというのは中々に面白い話ですね。
＜デュベルの造られ方のエピソード＞
デュベルがこんなにも柔らかい口当たり、そしてきめ細かい泡立ちをしているのには丁寧な作り方にあります。
一次発酵、二次発酵と行った後にさらに酵母を添加してボトルに詰めてからも瓶内発酵と熟成を行っているのです。その期間はトータルで３ヶ月近くも寝かせているのだとか。
そして面白いのが、デュベルを醸造しているデュベルモルトガレット醸造所の外壁には「シィーお静かに。デュベルが寝ています。」という文字が大きく書かれているのです。
もし、デュベルの眠りを妨げてしまうと、悪魔に目をつけられてしまうかもしれませんからお気をつけて。
＜デュベルのラベルのエピソード＞
デュベルの裏のラベルには色々な話が書いてあってそれが面白いです。
いくつか内容をかいつまんで紹介させていただきます。
グラスの底のDの意味
デュベルグラスの底にはDの文字が書いてあります。
これは単にデュベルの頭文字のDだと思うかもしれませんが、他にも意味があるのです。
実はグラスの底にDを刻むことによって、炭酸の発砲スピードを遅らせて、より長くクリーミーな泡を楽しむことができるのだとか。そこまで考えられているなんて面白いですね。
デュベルのラベルの面白い工夫
ボトルのフロントラベルにはデュベルのロゴの上にデュベルグラスをデザインした紋章が描かれています。
実はこの紋章には１万分の１の確率で天使と悪魔が紛れ込んでいるのだとか。
天使と悪魔を探しながらデュベルを飲むのも楽しそうです。
気になる方は下の参考サイトの「CELEBRATING MASTARY」をのぞいてみてください。
＜デュベルの美味しい飲み方（デュベルグラスでの方法）＞
デュベルモルトガレット醸造所のビールソムリエの方が動画で美味しい飲み方を教えてくださっているので紹介させていただきます。
・清潔なグラスを用意する。（グラスがきちんと乾いていることが重要）
・グラスの側面に向けてゆっくりと優しく注いであげる。（一番大事）
※注ぐときは目の高さで
・半分ほど注いだら、グラスを上向きにしてゆっくり注ぐ。
・ボトルに残っている量が１ｃｍほどビールを残す。泡がグラスのカーブに届き、ビールがロゴの中心にくれば完璧。
清潔なグラスにこだわる理由やボトルに１ｃｍ残す理由などが知りたい方は下に参考にした動画を貼りますので見てみてください。
さて、最後にデュベルの味が気になる方にお勧めのブログを紹介させていただこうと思います（無断で紹介してしまってすみません。もし気分を害されて時は教えてください）
ぽよんちょおじさんが運営されている「ぽよんちょおじさんのエエことおしえたる。」です。このサイトの特にビールレビューを毎回楽しみにさせていただいております。情報量がすごいので参考になること間違いなしです。現在１周年記念という事でウイスキーが当たる企画もされているので気になる方はぜひ。
そして、デュベルの記事は２０１９年の５月２９日に更新されているという偶然に驚いています。
一度飲んでしまうと虜になってしまう魔性のビールであるデュベルをぜひ一度味わってみてください。
ただし、このビールを飲むときは気を付けてください。無粋な飲み方をしてしまうと悪魔が牙をむくかもしれません。
さて、あなたは悪魔と天使を見つけることができるでしょうか？
こちらは、デュベルが美味しく飲めるグラス付きのセットとなっています。
このグラス付きのセットでデュベルの美味しい飲み方を試してみてはいかがでしょうか？
もちろんデュベル以外のビールも美味しく飲めるので、ビール好きの方はこちらの購入がおすすめです。
参考サイト
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