今回紹介するバーボンはブッカーズです。
このブッカーズは厳選された原料を始め仕込みから貯蔵までこだわりぬいたクラフトバーボンの一つで、その中でもプレミアムバーボンの頂点に立つともいわれているバーボンです。
<ブッカーズの意味>
このブッカーズはジムビーム社のジムビームの孫で6代目のマスターディラーでもあった、ブッカー・ノウがビーム家に伝わるバーボン造りのノウハウを結集して造り出し、そのブッカー・ノウの名前から名付けられたのです。
<ブッカーズのエピソード>
ブッカーズは最初は、ブッカーがビーム家主催のバーベキューパーティーで賓客だけにふるまっていただけのバーボンでした。ですが、ふるまい続けるうちに、高い評価をもらい続けたことから、製品化に踏み切ったバーボンなのだとか。
<ブッカーズのコンセプト>
このブッカーズは禁酒法以前のパワフルで個性あふれるバーボンを造ることをコンセプトに、見事にそのコンセプトを実現したバーボンとなっているのです。
<ブッカーズのこだわり>
熟成へのこだわり
通常のバーボンは蒸留器から取り出す最初と最後の部分をカットして約80%ほど熟成に回されます。
ところがブッカーズが熟成に回すのは蒸留器から出てくるど真ん中の部分だけを使って、最も熟成条件のいいウェアハウスで熟成させるほどこだわった造りをしているのです。さすがプレミアムバーボンと呼ばれるだけありますね。
品質へのこだわり
実はブッカーは初めて、スモールバッジバーボンという概念を生み出した人物でもあるのです。
ちなみにこの少数生産に関しては、ブッカーズのスタンダードになるということは芸術と科学と自然が組み合わさった結果なので、ウイスキーの熟成年数も度数も様々なものがあるのです。というのも、ブッカーズはそれぞれの樽から直接瓶詰めしていて、他の樽を混ぜていないので、樽ごとに味わいも違います。なのでブッカーズとして到達するまでにはかなりの厳選が必要で、その満足する味わいに到達するまで熟成している結果、熟成年数も度数も様々になるというわけなのです。
造り方のこだわりから、少数生産のこのブッカーズですが、ウッディで濃厚な香りと力強いパワフルなこのバーボンを食事の後にでもゆったりと味わってみてはいかがでしょうか?
参考サイト
下記のブログランキングに参加中です。 もし良かったらバナーをクリックしていただけると嬉しいです
その他のお酒ランキング
にほんブログ村