今回紹介するウイスキーはマノックモアです。
<マノックモアについて>
マノックモアはウイスキーの中でトップクラスに色が薄いウイスキーとして有名です。色が薄いから、香りや味も薄いのかなと思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。香り豊かなウイスキーで、ユニークなモルトウイスキーとなっています。
このマノックモアですが、最も色が薄いと紹介しましたが、実は他の樽詰め業者から出されたものは、樽の違いからなのか普通の琥珀色になっている面白いウイスキーでもあります。
<マノックモアの由来>
マノックモアの意味はゲール語で「大きな丘」という意味があります。
この名前は蒸留所の近くにマノックヒルという丘があるのですが、この丘を水源としたバードン川からの水を仕込み水にマノックモアは造られているのです。
そういったことから、マノックモアと名付けられたのですね。
<マノックモア蒸留所について>
このマノックモア蒸留所は、グレンロッシー蒸留所の敷地内に新しく建てられた蒸留所で、周りには森や丘が点在している、野鳥の宝庫とすら呼ばれるほど、自然豊かな場所に建っています。
そのこともあり、花と動物シリーズ(調べる)のボトルのラベルにはグレイトスポッテッドウッドペッカーというキツツキの一種である野鳥の絵が描かれているのです。
<マノックモア蒸留所の面白いエピソード>
このマノックモア蒸留所では「ロッホデユー」というウイスキーも造っています。
実はこのウイスキーがマノックモアとは正反対でほぼ黒い色をしたウイスキーを造っているのです。極端に白いウイスキーを造っている蒸留所が、反対の黒いウイスキーも造っているというのが面白いですね。
ウイスキーといったら琥珀色。そんな常識にとらわれないこのマノックモアを一度試してみてはいかがでしょうか?
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