2019年12月2日 改定
今回紹介するお酒はロイヤルハウスホールドです。
<ロイヤルハウスホールドにまつわるエピソード>
このお酒はイギリス王室専用の酒で、当初は「ザ・ロイヤルハウスホールド」という名前でしたが、1990年代初頭に王室ご用達ではなくなり、一般流通されるようになった結果、「ザ」がなくなり「ロイヤルハウスホールド」になりました。
「ザ」が外された現在でも、英国と日本のみでしか買うことができない希少な一品です。
<なぜ日本で販売が許可されたの?>
昭和天皇が皇太子時代にイギリスを訪問し、英国王室からロイヤルハウスホールドを授かりました。この縁から日本だけで販売を許可されるようになったそうです。
<ロイヤルハウスホールドの由来にまつわるエピソード>
そもそもロイヤルハウスホールドは英王室を意味しています。
これは1897年にこのウイスキーを作り出したジェームズブキャナンのもとに、当時の皇太子から皇太子専用のブレンドを作ってほしいという依頼があったのです。数種類の試作品を造って皇太子自らが選んだのがこのウイスキーだったというわけです。そのことから翌年には皇太子から皇太子御用達の勅許状が授けられ、皇太子が国王になり、国王御用達となったわけです。
ちなみにロイヤルハウスホールドと名付けられたのは、国王の弟が1901年に世界一周の船旅時に船に積み込まれた唯一のウイスキーがこのロイヤルハウスホールドだったのです。このことから王室専用のウイスキーと認知され、ザ・ロイヤルハウスホールドという名前が公式に与えられたことからです。
ちなみに、王室ご用達の「ザ・ロイヤルハウスホールド」はこちら
かなり高額ですが、残り少ない一本ですので機会がありましたら、ぜひ飲んでみてください
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