BAR こてっちゃん

お酒のエピソードは面白い!ウイスキーや日本酒などこてっちゃんが気に入ったお酒の話を交えながら紹介していくブログです

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【ウイスキー】夢をかなえたお酒 イチローズモルト【ジャパニーズウイスキー】

                         2019年11月20日 改定 

今回紹介するのはイチローズモルトです。

 

皆さんはイチローと聞いたら誰を思い浮かべますか?

そう。最近現役を引退したイチロー選手ですよね。

実はこのお酒は、イチロー選手をたたえるためのお酒・・・ではありません(笑)

なぜか知らないのですが、こてっちゃんは一時期までイチロー選手に関係したお酒だと勘違いしていたのでした(笑)

 

<イチローズモルトの名前の由来>

イチローズモルトの名前は創業者の肥土伊知郎(あくといちろう)さんの名前から来ていて、埼玉県の秩父市で造られています。ではなぜ「アクトズモルト」ではなかったのでしょうか?それは、アクトズモルトではアクトが悪党に近いため語呂が悪かったからだそうです。

 

 <数々の賞を受賞>

2017年にはワールド・ウイスキー・アワードで「イチローズモルト 秩父ウイスキー祭2017」が「シングルカスクシングルモルトウイスキー部門」で世界一に!また他の賞もたくさん受賞しているお酒です。ジャパニーズウイスキーで最も勢いのあるお酒と言っても過言はないでしょう!

 

<人気によるエピソード>

〇イチローズモルトの中にはカードシリーズ(ラベルにトランプの絵柄が掛かれたも の)があります。これがまた人気があり、オークションで54本セットが4800万円で落札もされました。

 

〇カードシリーズはその希少性のあまり全シリーズ集めたいというファンもいて、はるばるスウェーデンから秩父蒸留所まで訪ねてきた人もいるそうです。
ちなみにラベルにトランプが使われたのはバーで出会ったデザイナーさんが「ウイスキーが4種類あるからトランプでいこう」という提案から決まり、その人にラベルを描いてもらったのです。

 

<特徴>

発酵槽には日本を代表する木材、ミズナラを使用。世界でもミズナラ発酵槽を使っているのはここだけです。これが特徴的な香りの秘密です。 

 

<イチローズモルトができるまで>

肥土さんの家は江戸時代から続く造り酒屋さんで、もともとサントリーに勤めていた肥土さんが家の酒屋さんを手伝うことになります。
ただ、そのころには業績が悪く、関西の会社に買収されることになってしまいました。その時に残っていたウイスキーの原酒が処分されることになったことを機に、この引き継がれてきた原酒を世に出す仕事をしようと考えたのが初めの一歩となったのでした。

 

立ちはだかる困難の連続 

ただし肥土さんはウイスキーの製造免許を持っていなく、原酒を引き取ることができなかったのです。そこで免許を持った様々な会社に保管を頼むのですが、預かってくれる会社はなかなか見つかりませんでした。それもそのはず、その頃の日本ではウイスキー需要が落ち込んでいて、原酒を減らす方針の所が多かったのです。そんな時に、笹の川酒造の社長である山口さんとウイスキーの話で盛り上がったことを思い出し、お願いに行くと「そんなに熟成したウイスキーを捨てるなんて業界の損失だ」(ジャパニーズウイスキー第二創世記から引用)と言って空いている倉庫を貸してくれたことで、なんとか販売までこぎつけることができるようになるのです。

 

頑張っている人にだけ開かれる道がある

新しい会社を立ち上げてからは資金調達に苦労したそうです。銀行からの融資も受けれず、従業員も雇えずで、自宅をオフィスにして一人で始めたそうです。
毎日、毎日いろんなバーで自前のボトルをテイスティングしてもらいながら(2年間で2000軒、呑んだウイスキーは6000杯は飲んだのだとか)「蒸溜所を作って、秩父らしいオリジナリティのあるウイスキーを造りたい」と、夢を語っていたそうで、その話を聞いて、協力してくれる人が徐々に現れました。夢に共感してくれる人がいることで、肥土さんのモチベーションにもつながったんだそうです。

 

大切なのは言葉に出すこと

何度も言葉にしていると、やらなきゃならないことが明確になります。いつの間にか、目標に変わっていったんです。そして話がどんどん具体化し、目標計画になった。そして課題をできることから一つ一つこなしていくことで、になっていたんです。」この話しってこてっちゃんはそうやって夢が実現していくのだなと感じました。

ちなみにカードシリーズのラベルを書いた人もバーで夢を語っていた時に出会った人なんだそうです。

秩父蒸留所は2007年に建設されて2008年から販売という新しい蒸留所ですが、サントリーやニッカと違って小規模な蒸留所です。そのこともあって、蒸溜所のモチーフは今でも昔ながらの製法を少人数で守り抜いているエドラダワーなんだそうです。

 

夢に向かって頑張っている人って応援したくなりますよね。夢を言葉にして、行動したことが人を引き付けたのでしょう。
今壁にぶち当たっている人は、イチローズモルトを飲みながら夢を言葉に出して挑戦してみてはいかかでしょうか?

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