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【日本酒】へのへのもへじが印象的!秋鹿【大阪・秋鹿酒造】

                          2020年 3月8日 改定

今回紹介するのは、秋鹿です。

このお酒は日本酒の中でとても少ない純米無濾過生原酒です。
このラベルを見てください。
へのへのもへじがかいてありますね。
これ以外の秋鹿にも、へのへのもへじが書かれた種類はあるのですが、このへのへのもへじには重要な意味があるのです。

 

<へのへのもへじの持つ意味とは>

秋鹿酒造さんは自営田で酒米を作っているのですが、この「へのへのもへじ」が付いているものは、化学肥料を使わず、無農薬で米糠を主とした発酵堆肥による循環農法と呼ばれる栽培方法で育て上げられた米を100%使用使っている証明なのです。

でもその証明の証がなぜへのへのもへじだったのでしょうか?

こてっちゃんは、かかしにはへのへのもへじが書かれていることが多いイメージを持っているのですが(実際はわかりません)そのかかしを意味しているのかなと考えていますが果たしてどうでしょうか?(調べが足らずすみません)

 

<秋鹿酒造について>

秋鹿酒造のモットーは米の栽培から酒造りまでの「一貫造り」をモットーにしています。そしてドメーヌ化(葡萄の栽培とワイン醸造所持つ施設)の走りとして日本酒ファンにも知られている酒造会社なのです。奥家は元々農家であったことから、ドメーヌ化をしやすい環境だったのですね。創業は1886年で次男であった奥鹿之助が分家して、大阪の能勢町で酒造業を始めたことから始まります。

 

<秋鹿の由来>

能勢町は昔話に出てくるような、のどかな里山が広がる場所なのですが、この能勢の最も綺麗な季節が秋だったこと。初代の鹿之助さんの名前の一字を組み合わせてつけられた名前なのです。

 

<秋鹿酒造が田んぼで酒米をつくることになったエピソード>

現在の秋鹿酒造の社長であり、杜氏でもある奥裕明さんが蔵に戻ってきて初めに実感したことは、酒造りで最も大切なものは米で、その米の中でも山田錦が良いと感じたのだそうです。ですが、山田錦の名産地である兵庫県の質のいい酒米は中々手に入らず必要な量を確保するのは難しいことでした。そんな状況だったこと。周りには田んぼが沢山あったことから自分で山田錦を作れないだろうか?と考えたことから始まったのです。

 

<一貫造りを達成するために行われた試行錯誤>

秋鹿酒造の造る日本酒の特徴として酸が多いことがあります。この特徴を生かすために日本酒造りでは雑味といわれるタンパク質が少ない酒米を作るために試行錯誤が行われました。

・肥料はどうするか?

・苗はどうするか?

また、自分の田んぼだけでは酒米が足りなくなるので契約農家さんに理想の酒米を作ってもらうことも大切だったわけです。これにも苦労がありました。

 

<契約農家さんに良い米を作ってもらう工夫>

山田錦は背が高くなり、倒伏しやすい品種です。
また、肥料を与えすぎると米にタンパク質が多くなってしまうので、肥料をあたえ過ぎたくないが育てるのが大変なわけです。だから、契約農家さんに山田錦を作ってもらうのは大変なことでした。
そこで秋鹿酒造が行ったことは

苗は短く太いものをつくることで倒伏しにくくする。

・買取価格の最低保証をし、タンパク質の少ない米を作った農家さんには奨励金を上乗せする仕組みをつくった。

これが成功し、契約栽培のグループに入会を希望する農家が増えたのです。

特にすごいこだわりは、苗は全て蔵元が種から育てて農家さんに買ってもらっているというのです。ここまでこだわった酒造りをする蔵元は中々ないですね。
その成果もあり、平成15年から、全ての酒が純米造りを達成したのでした。

 

<秋鹿とG20>

秋鹿には酒造のモットーとしている「一貫造り」をそのまま名前にした、「秋鹿 一貫造り」という日本酒があります。このお酒は2019年に行われたG20大阪サミットの夕食会の乾杯酒として選ばれえた日本酒でもあります。

 

<秋鹿の特徴> 

秋鹿は酸が多くてアミノ酸が少ない特徴があるため肉や揚げ物などの食べ物にも相性が良く食中酒として最高です。また、熱燗にして飲むのにも美味しいお酒なので寒い時期に飲むお酒としても適しているお酒ですね

 

<おすすめのおつまみ例>

・鳥の塩焼き

・ジビエのような野生肉

・山菜

・キノコ類

 

 

こちらの秋鹿は無農薬で化学肥料を全く使わず、5年以上熟成された日本酒です。
お燗にして飲むと米の香りが引き立ち、とても美味しく飲めます。
こちらの商品は少し値が張りますがぜひ一度味わってみてください。

 

 

試すには高すぎるという方はこちらの「秋鹿 純米吟醸無濾過生原酒」もどうぞ。
こちらのお酒は熱燗にして試してほしいお酒でもあります。

 

 

こちらの日本酒がG20大阪サミットでふるまわれた日本酒です。1升瓶であることもあり、お値段は張りますが、見つけた方は一度試してみてください。 

 

参考サイト

https://tipika-blog.com/g20-akisika/#G20

 

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