BAR こてっちゃん

お酒のエピソードは面白い!ウイスキーや日本酒などこてっちゃんが気に入ったお酒の話を交えながら紹介していくブログです

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【日本酒】デザインが特徴的!小鼓【兵庫・西山酒造場】

今回紹介するのは小鼓です。

 

 

このお酒は色々な種類が出ていますが、ボトル見ていただくとわかりますが、デザインにも力を入れています。

 

<小鼓のエピソード>

西山酒造の西山裕三社長「ET」戦略(Eはエンターテインメント、Tはトラディショナル)と言って伝統を守りながら新しい酒文化を提案していくことをモットーにしています。西山社長が力を入れるエンターテインメントとはデザインの事で美術に造詣の深い西山社長は芸術家である綿貫宏介氏に心酔して、蔵のすべてのデザイン(ロゴや制服応接室のインテリアなどすべて)を綿貫さんの作品に統一してしまったほどです。

これは何事も徹底することが大事という想いからきていて、ボトルデザインがおしゃれなものが多いのもこの考えによります。

 

実は、小鼓の由来は西山酒造の3代目社長の西山泊雲(現在の社長の祖父)さんが、俳句に傾倒して、高浜虚子先生とも非常に親交が深くありました。俳句を通じ泊雲と高浜虚子は親交を深め、1914年(大正3年)に高浜虚子に清酒を「小鼓」と命名されたことで誕生しました。しかし、現在社長の父である先代社長もその祖父以上に俳句に熱中して危うく家業が傾きかけたほどでした。そんなこともあり、現西山社長は祖父から俳句だけはやめろと言い渡されたため、俳句は詠まなかったものの文化芸術は捨てきれなかったことが影響してか、デザインにも力を入れているのです。

 

「なんだデザインだけに力を入れているのか」と思った方もいるかと思いますが、「中身に自信があるからそういったことができる」という社長の言葉が、造っているお酒の実力に自信を持っていることがうかがえます。

 

 今までお酒が苦手だと思われている方、お酒が飲めないと思われている方にも飲んでいただける、「一度飲んでみたい幻の酒」ではなく、「また飲んでみたい一生の酒」となるように。という言葉が西山酒造場ホームページに書いてあります。そこからも酒造りという伝統を守り続けている思いが伝わってくるようですね。 

 ここちらは純米吟醸生酒です。値段がお手頃で、試すにはちょうどいいです。

   
 

 こちらは純米大吟醸生酒です。ボトルが細くておしゃれですね~

 

こちらは路上有花シリーズの1つ 甘い口当たりとスッキリとした後味 女性やお酒初心者に人気です。

デザインをみて楽しむも良し、伝統を守った味を楽しむもよしぜひ一度手に取ってみてください。

参考サイト

http://www.kotsuzumi.co.jp/officialweb/

 

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