今回紹介する日本酒は神亀です
神亀酒造は純米酒しか造らない蔵です。
その理由は元社長である小笠原良征氏が三増酒とか本醸造は自分が飲んでも美味しいと思えず、だから作造っても売る気がしない。そうすると売れないから造らない。と語っています。この小笠原さんは料理が得意だったそうで、お酒に合う色々な料理もつくっていたそうです。その影響か、神亀のホームページでは各お酒に合う料理が紹介されています。
<神亀酒造のエピソード>
元々は神亀酒造も戦後三増酒を造っていましたが(当時は純米酒は市場にはまったく出回らなかったのです)、昭和42年に路線変更をしてタンク一本から純米酒を始めて、徐々に一つずつ増やしていきました。こうして昭和62年には全量純米酒蔵を品で一番早く成し遂げたのでした。
でも、その道のりは困難の連続でした。
そもそも純米酒と言ってもどこにも売っていないのだから誰にもわかってもらえませんでした。初めは全く売れず持っていた土地切り売りして、なんとかしのいだのです。やがて昭和が終わるころに、宣伝も営業もしていなかったのに、埼玉にうまい酒があると評判がじわじわと広まり売れていくようになったのでした。本当に美味しいものはいつかわかってもらえることが分かるエピソードでした。
こちらは神亀の純米酒です。イワシやアンチョビを使った料理があうと神亀のホームページでは紹介されています。
こちらは3年以上低温熟成した純米吟醸です。燗酒で飲むのに一番うまい酒と小野酒店では紹介されています。ちなみに茶碗蒸しや煮物などに合うと神亀酒造のホームページには書かれています。
参考サイト
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