今回紹介するのはブルックラディです
ほとんどピートを焚かず、スモーキーさが軽めになっているアイラモルトで、ブルックラディとはゲール語で「海辺の丘の斜面」という意味を持っています。
またブルイックラディと呼ばれる場合もあるお酒です。
<ブルックラディのこだわりエピソード>
ブルックラディ蒸留所は何度も停止と再会を繰り返してきた蒸留所なのですが、スチルハウスの床は木でできていて、マッシュタンが120年以上昔の創業時のものであるなど、設備の古さや老朽化は否めません。でも、それがブルックラディの個性と特徴になっています。
また、アイラ島では唯一すべての行程を行っている蒸留所で、原料の大麦もスコットランド産にこだわり、100年以上途絶えていたアイラ島での大麦栽培の復活も果たしています。
<ブルックラディが大切にしているテロワールという概念>
テロワールとは高級ワインの世界では、ブドウの成長とブドウの収穫に対する土壌、下層土、露出、方向、気候、微気候の相互作用を反映する概念です。つまり場所によってできるものが異なるという考え方なのです。それは地域レベルだけでなく、農場ごと、畑ごと、収穫ごと、ヴィンテージごとに異なります。その効果は必然的に植物種ごとに、また作物ごとに異なります。そこのことを大切にしていることもあり、ボトルには大麦を作った農家さんの名前も記入してあるのです。
ラディ・ブルーと呼ばれる綺麗な色をしたボトルも特徴的で面白いですね。
参考サイト
https://www.bruichladdich.com/
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