今回紹介するのは流輝です
＜運命の出会いは一冊の本＞
このお酒を造った松原広幸さんは、蔵の仕事が嫌でアパレル業界に勤めていた人物でした。蔵を継がないでこのままアパレル業界で働いていていいのかという疑問は常にありながらの毎日を過ごしていると、とある本に出合います。その本は「愛と情熱の日本酒 魂を揺さぶる造り酒屋たち」という本で、蔵の先輩に教えてもらい、「その本に載っているお酒は全部飲んでみると良い」というアドバイスをもらったのだそうです。その本を読んで全てのお酒を飲んだ松原さんは自分も日本酒を造ってみようと思えたのだそうです。
「興味のある方は下からどうぞ」
＜流輝を造った松原さんにまつわるエピソード＞
酒造りを始めた小山さんは群馬の酒造りの先輩から屋守の記事にも出てきた「小山商店」に一度に行ってみると良いとアドバイスをもらいました。ただ松原さんは面識もないことから自信がなかったようで、とにかく飛び込んでみようとお店まで行っておきながら、引き返してしまったのです。なんといいますか、他人のような気がしないのは私だけでしょうか？（笑）しかし、二度目に行ったときには自分の造った日本酒を小山さんに飲んでもらい、そこから本格的な酒造りが始まるのですが小山さんからは「３年やって売れなかったらあきらめな」とも言われたそうです。ですが、松原さんの人柄なのでしょう。とにかくまじめに一生懸命酒造りに取り組み見事美味しいお酒になっていったのです。
＜流輝にまつわるエピソード＞
この名前ですが、かつて自分の息子につけようと思った名前の一つだったのだそうですが、奥様に反対されやめた名前なのだそうです。松原さんも言われていますが、いわゆるキラキラネームですね。息子さんにはつけるのをやめたのですが、子どもを育てるように大切に作っていこうという願いも込めて、また日本酒の銘柄としてはラベル上にも映えるし面白いと考え、流輝になったのです。
こちらのお酒ですが、１５４０円となっています。日本酒界のキラキラネーム！新しい味に出会えるかもしれませんよ。
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