今回紹介するウイスキーはアイル・オブ・ジュラです
このお酒が造られているジュラ島の名前は「鹿の島」という意味があり、この島は人工約200人に対して野生の鹿は6000頭もいる島となっている、まさに鹿の島で作られているウイスキーなのです。
<蒸留所にまつわるエピソード>
ジュラ島での密造の歴史は1520年からと古くからありますが、現在の蒸留所は約60年間ウイスキー造りがされていなかったジュラ島で1963年に再建されたものなのです。
この蒸留所は島民の雇用を確保するために島の2人の地主によって建てられました。実は面白いことに、この島ではウイスキー造りが唯一産業らしい産業で、蒸留所で働いている人数は12人なのですが、それは島の全労働人口の18%に値する数値なのだそうです。(2008年情報)
<アイル・オブ・ジュラにまつわるエピソード>
この島のウイスキーはかつてはアイラモルト並みのスモーキーさでありヘビーさがあったのですが、再建時にアイラモルトとの差別化を図るためにノンピート麦芽を使うとこに決めました。ですが、仕込み水にかなり濃いピートの水を使っているため、かすかにピートを感じるウイスキーになっています。
<仕込み水にまつわるエピソード>
仕込み水は、昔牛飼いたちがマーケットに牛を運ぶ時にこの湖に立ち寄り、休憩して水を飲ませたことから、マーケット・ロッホと呼ばれる湖からの水を使っています。また職人たちが「コーヒーの代わりに仕込み水を飲んでいる」と冗談を言うのだというのですから面白いです。
このウイスキーは送料は無料で3663円となっています。ジュラ島唯一の蒸留所から造られるこのウイスキーを一度味わってみてください。
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