今回紹介するビールは常陸野ネストビールです
この常陸野ネストビールは木内酒造という1823年から日本酒造りを行っている酒造会社で造られるビールなのです。
ちなみに、みなさんこのビールの読み方がわかりますか?
読み方は「ひたちのネストビール」ですよ。
<ラベルにふくろうがついている理由>
ラベルデザインであるふくろうは昔、木内酒造の庭の木にふくろうが住み着いていた理由から選ばれたのです。
<常陸野ネストビールの由来>
ネストは巣の意味で、茨城県那珂市鴻巣で誕生したビールなので常陸野ネストビールと名付けられました。また、ネストには上で紹介したふくろうの巣の意味も込められているようです。
<常陸野ネストビールのエピソード>
必要なのはアイデンティティー
欧州の有名ビールのコピーに注力を注いでいた頃、ホワイトエールがワールド・ビア・カップで金賞を受賞したことがきっかけで繋がりができたニューヨークの輸入代理店に「木内酒造ならではのビールはないか?いくら本場の近い味わいを高いレベルでコピーしていても、アメリカでドイツ風の日本のビールを輸入しても売れるわけがない」といわれたのだそうです。その言葉をきっかけに木内酒造さんはアイデンティティーを突き詰めていくのです。
大切なこと、それは・・・
当時の木内酒造さんは、コピーに注力を注いでいたこともあり、地元の原料を使っていたわけでもなく、機械の力を大きく借りていて手作りといい難い。そんな状況でのビール造りでした。
それは、大手メーカーさんのほうが安くできるのだと気づいたのだといいます。
そこから、木内酒造さんが導き出した答えは、「ローカル性」「必然性」「ストーリー性」という3つのキーワードだったのです。
一つの答えがニッポニア
3つのキーワードを大切に2年半もの歳月をかけて、たどり着いたビールが「常陸野ネストビール ニッポニア」でした。
このビールの出発点は「地元の大麦を使ったビール」という「ローカル性」でした。そして、栽培されなくなったとはいえ、もともと昭和40年ころまで茨城県では大麦の一大生産地だったこともあり「必然性」もあります。
たまたま、手に入った日本初の国産ビール大麦の種もあり、地元の産業と一緒に、大麦の復活に取り組むというのは「ストーリー」性もあります。
まさに木内酒造さんのアイデンティティーの塊のビールとなったわけです。
こちらは木内酒造のフラッグシップボトルである、「常陸野ネストビール ホワイトエール」です。
さわやかな香り、柔らかな味わいが特徴的なビールです。
こちらが記事でも紹介した、「常陸野ネストビール ニッポニア」です。
3つのキーワードをテーマに造られたこのビールは、
日本初のビール麦の原種である「金子ゴールデン」と日本で育てられたホップである「ソラチエース」から造られた、柑橘フレーバーが特徴のビールです。
こちらはネット限定の常陸野ネストビールの人気ビール7種とオリジナルグラス付きのセットです。
まだまだ、コロナウイルスの影響が大きくのころ今だからこそ、ネストビールで巣ごもりをしてはいかがでしょうか?
参考サイト
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