今回紹介するのはミッケラーという面白いビールを造っている「ファントム(幻影)マイクロブルワリー」です
<ミッケラーとは>
ミッケラーは、2006年にデンマークのコペンハーゲンで設立しました。
自分自身の醸造所を持たないことから「ファントムマイクロブルワリー」と呼ばれているのです。
設立はミッケル・ボルグと友人であるクリスチャン・ケラーが行ったことから、二人の名前、つまりミッケルとケラーをつないでミッケラーという社名にしたのです。
<ファントムマイクロブルワリーとは>
自分自身の醸造所を持たないってどういうこと?
ファントムマイクロブルワリーってどういうこと?
と疑問が浮かび上がってくるかもしれませんが、ミッケラーは自国のデンマークを始め、ノルウェー、スコットランド、アメリカなどの個性的なマイクロブルワリー(小規模でビールを生産している、工場や醸造所のこと)の設備を使用して、オリジナルビールを造っているのです。
まさに特定の醸造所を持っていないファントム(幻影)と呼ばれるのにふさわしいマイクロブルワリーですね。
ちなみに場所に縛られない特性を生かして、年間に200種類ものオリジナルビールを生み出しているのも面白いところです。
<ミッケラーの始まり>
ミッケル氏とクリスチャン氏がアメリカからホームブルーイングの本を数冊取り寄せて、自宅のキッチンでビールを醸造し始めたのがミッケラーの始まりです。そうやって自宅のキッチンで造られたビールは、デンマークの自家醸造コンテストやビアフェスで高い評価を受けるのです。そして、2005年にコペンハーゲンのビアショップで二人のビールは販売されるまでになるのです。ついには、2006年にミッケラーとしてアメリカの販売業者と契約。2007年に世界的なビアサイトである「ratebeer.com」で年間最優秀醸造所にまで選ばれるのです。現在では輸出国は40か国にまで登るというのだからすごい話です。
<ミッケラーの特徴的なビールたち>
ミッケラーが造っているビールは特徴的で面白いものが多いです。
例えば「黒牛」というアルコール度数が19.3%のビールや「アポロ」や「シトラ」という、シングルホップIPA(インディアンペールエール)シリーズ。つまり、ホップを単一で使うという面白い企画をしているものもあります。
残念ながら広告が見つけられなかったので、名前のみの紹介ですが、見つけたら味わってみてください。
<Mikkeller Tokyo(ミッケラー トウキョー)について>
渋谷の千代田稲荷神社の向かいに「Mikkeller Tokyo」というミッケラーのビールを始め20種類もの樽生が飲めるお店があります。内観はミッケラーの空き缶や瓶に花が飾ってあったりと中々におしゃれな雰囲気のお店です。近くに寄ったら一度寄ってみるのはいかがでしょうか?
こちらは「ミッケラー カフェスタウト」です。
コーヒーにスプラッシュミルクを加えるのが好きな人は気に入る商品となっています。
こちらは「ミッケラー ラーメンビール柚子 ベンジャンエール」です。
その名の通りラーメンに合わせるために開発されたビールです。
参考サイト
//www.24sake-tanaka.sake-ten.jp/mikkeller.html
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