今回紹介するのは田酒です。
田酒とは田んぼ以外の生産物であるアルコールなどの添加物を排除した「田んぼだけで造られた酒」つまり純米酒のことです。
<執念のエピソード>
「混ぜ物のない昔ながらの酒を造りたい」という想いから昭和49年に3年もの年月をかけて完成させましたが、当時は純米酒はあまり人気のない商品でした。
それをなんと1本2000円で売り出したのです。当然売れず・・・
その上、当時、主流であった三増酒(日本酒に3倍以上のアルコールを添加して造ったお酒のこと)をやめてしまったというのだから蔵の家計は火の車です。おそらく色々な人から陰口などを叩かれたことでしょう。ですが、その後も7年間も売れない田酒を造り続けたのですから、すごい執念です。
そしてついに昭和56年に雑誌のうまい酒コンテストで田酒が日本一、また翌年には燗酒コンテストでも日本一を獲得するという奇跡が起きたのです。
そこからは人気が上がり、今ではほとんど手に入らない銘柄として有名になったのです。
<田酒を飲むときのポイント>
田酒は火入れや貯蔵にまで最新の注意が払われています。最高の状態で出荷しているので、取っておきたい気持ちもわからなくないですが、買ったら即飲むのが美味しく飲むコツです。
執念で売り続けたこのお酒をぜひ一度飲んでみてください!
大人数で飲むときはこちらのものが1800mlで4700円なのでお得です。
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