今回紹介するのは西の関です
西の関とは西日本の横綱(代表酒)になりたいという願いと誓いが込められてつけられた名前です。そして萱島酒造さんは実は吟醸古酒のパイオニアとも言われているのです。
<吟醸古酒のパイオニアと言われる理由>
西の関の大吟醸古酒が発売されたのは昭和38年のことで、当時の吟醸酒は新酒で飲むものではなくて、しばらく寝かせてから蔵の中だけで飲まれていました。それを初めて売り出したのが西の関だったのです。
<秘蔵酒の由来>
これは吟醸酒は蔵人だけが飲む門外不出のお酒だったことから、先代社長が秘蔵酒と名付けたことが由来です。
<秘蔵酒誕生のエピソード>
吟醸酒ってどのくらい持つのだろうと先代の社長が疑問を持ち実際に実験を始め、数年後に飲んでみたら、よりおいしくなっていたのだそうです。これがきっかけで商品化を行いずっと続けているのです。
<西の関が長年愛されるために行っている工夫>
実はこのお酒はお客さんの味覚に合わせて、わからないように徐々に味を変化させているのだそうです。具体的に言うと40年前の日本酒度は平均がマイナス5~6度だったそうですが、20年前にはマイナス3くらいにしていたのだそうです。こうすることで逆に飲み手はいつでも変わらないと感じるのだというのだから面白い話ですね。
この秘蔵酒は2年間寝かせたものです。吟醸古酒のパイオニアと呼ばれる所以をぜひ確かめてみてください。
こちらは5年間寝かせたものです。実はたまたま値段が秘蔵酒と同じだったりします。
参考サイト
このページは日本酒のカクテルの作り方や相性のいいおつまみも載っていますので参考にしてみてください。
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