勝手に好評だったと思い込んだシリーズです(笑)
ねえねえ、こてっちゃん
この中で、一番ビールに詳しくて、知識が豊富そうな人ってだ~れ?
まぁ、僕でしょうね。(てか、僕以外に答える人がいない
ドイツで復活祭前の金曜日までの40日間で断食が行われていたことは知ってる?
知ってる。知ってる。
この期間は強いビールの季節といって、アルコールやカロリーが高く、ミネラルやビタミンがたっぷりのビールを造る期間なんだよね。
そしてこの断食中にビールは特別に栄養源として飲むことが許されているんだよね。
へぇ~。そんなことまで知っているなんて、さすがこてっちゃん。やっぱりビールの事になると詳しいね。
まぁ、ビール好きとしては当然だよね。
じゃあ、なんで神様に集中するために行われる断食の時に、ビールを飲んでも良いの?
たしか、ドイツではビールを飲むパンと呼ばれるぐらい重要な栄養源となっていたはず。
それに、修道院で造られるトラピストビールなんてものもあるよな。
断食は神様に集中するために行われる・・・
そして修道院は神様のために祈る場所・・・
そうか!わかったぞ!!
神様から飲んでいいよとお告げがあったからだ!
ぼ~っとのんでいるんじゃねーよ!!
今こそすべてのお酒好きに問います。
いかにも断食に詳しそうな神様っぽい人たちに聞いてみました。
えぇ~考えたこともなかったな。
我は天候を司る神…
森羅万象は我の領域…
断食の時にビールを飲んでいい理由も知らずに
「すきっ腹には酒がきくぜ?」とか
「ビールってドイツでは飲むパンなんだぜ?」とか
「ビールとは…そうですね。ビールですね」とか
なんと知ったかぶりをしている人の多いことか。
そもそも、日本に馴染みがない断食をテーマに取り上げるこてっちゃんが何を考えているのか。
それは私にもわかりません。
でも、めんちゃん(赤い物体)は知っています。
ビールを断食中にも飲んでいいのは(デデン♪)
ビールがまずかったから~
さすが、めんちゃん!
断食中でもビールが飲める秘密まで知っているなんて、深海生物(めんちゃんはメンダコがモチーフです)なのにすごいね。
さては、めんちゃんも相当なビール好きだね?
※このキャラはいらすとやさんからお借りしたもので「もっと知りたい!ドイツビールの愉しみ(相原 恭子 著)」とは一切関係ありません。
詳しく教えてくださるのは、「もっと知りたい!ドイツビールの愉しみ(相原 恭子 著)」です。
断食の時期の修道士たちは空腹にさいなまれました。ただし飲むことは禁止されていなかったので水より栄養のあるビールを飲むのはどうかと考えたのです。そして試行錯誤の末にビールの醸造に成功し、法王の許可を貰いに行くのです。
ビール造りのコマはこてっちゃんの都合で省略(笑)
※この漫画は事実とは異なる可能性があります。雰囲気を感じていただけたらと考え誇張表現もありますが、決して冒涜するものではないので、ご承知お願いいたします。
揺さぶられながら運ばれたビールは温度変化もあり、ビールの状態は最悪で、とても飲めたものではなかったのです。一口ビールを飲んだ法王は思わず吐き出し、許可したことから断食の時期でもビールが飲めるようになったのだと言われているのです。
真面目な解説
修道士がビールの樽を抱えながらアルプスを越えてバチカンまで法皇様に会いに行ったわけです。その間、標高差は激しく温度変化に耐えて、また激しく揺さぶられながら、たどり着いたビールはまずくて当然だったわけですね。
狙ったのかどうかは定かではありませんが、ビールが許可されたことで修道院でのビール造りは盛んになったというのだから面白いものです。
また、当時はペストも流行っていて生水は飲めない状況だったこともあり、ビールは安全な飲み物として必需品となっていったのだそうです。
でもよく考えてみると、アルコール分解で体内の水分が多く使われるはずなので、水分の役割を果たせていたのかは正直なところ謎な部分もありますが、面白いエピソードでした。
次回:気が向いたら・・・
※この記事はチコちゃんに叱られるをオマージュしたものです。
決して本家を馬鹿にしたものではありませんので、ご理解いただけたらと思います。
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tdk@まったり雑記ブロガー:https://tdk-blog.com/
フィクーション:fic-tion.com/fictiondiary
前話:【ビール】こてっちゃんが叱られる~ビールの泡の秘密~【雑学】
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