今回紹介するウイスキーはウシュクベーです
<ウシュクベ(ウシュクベーハ)の意味>
ウシュクベあるいはウシュクベーハはゲール語で「生命の水」という意味があります。この生命の水という意味であるウシュクベが時代が過ぎるにつれて「ウスケボー」→「ウイスカ」→「ウイスキー」と変わっていったのです。
なぜ、ウイスキーは生命の水と考えられたのか?
元々、中世の錬金術師が蒸留技術を使って高アルコールのお酒を生み出しました。これを飲んでみると、口の中で燃え上がるような味わいだったため不老不死の薬だと考えたのだそうです。
この技術がアイルランドやスコットランドに知れ渡り、ウイスキーという名前に変わっていったというわけなのです。
<ウシュクベの歴史>
いま現在はこのウシュクベというウイスキーはブレンデッドウイスキーでありますが、1768年~1842年まではシングルモルトウイスキーとして売られていたのです。
その後、販売会社が変わり1904年にはグレーンウイスキを加えるようになり現在のような味のウシュクベになっていったのです。
<ウシュクベにまつわるエピソード>
・蛍の光の作者であるロバートバーンズの「タムオシャンター」という曲の一説では「ウシュクベさえあれば、悪魔なんて怖くない」という一説もあるウイスキーでもあります。
・高級ウイスキーとして少量生産を基本としてきたこともあり、ヨーロッパの王侯貴族やアメリカの富裕層にも人気のウイスキーの一つで、1969年のニクソン大統領の就任式のパーティでは公式スコッチとしても選ばれています。
<ウシュクベストーンフラゴンについて>
このストーンフラゴンはウシュクベの中で、最もオリジナルに近いウイスキーで、ブレンデッドには珍しく、85%がモルトで15%がグレーンというかなりモルト比率の高いブレンデッドウイスキーになっています。
そして特筆すべきは27年以上の熟成酒を24種以上ブレンドして、後熟にはシェリー樽で最低18か月間行われているのも特徴の一つです。
また、容器も陶製のウェッジウッドでつくられているおしゃれな容器になっています
<ウシュクベ リザーブのキーモルト>
「ウシュクベ ストーン フラゴン」のキーモルトは調べてもわからなかったので、ウシュクベの中でもお買い求めやすいリザーブのキーモルトを紹介します
「タリバーディン」や、「タム ナヴーリン」「ブルックラディ」などのモルトを中心に25種以上の原酒が使用されています。
ただし、現在はなぜか手に入りにくい状態になっています。
おそらく、ウシュクベストーンフラゴンのキーモルトも「タリバーディン」や、「タム ナヴーリン」「ブルイックラディ」が使われているのではないかと推測します。
こちらがウシュクベ ストーン フラゴンです。 モルト原酒のことを考えると安いウイスキーであると思います。興味がある方は一度試してみてください。
記事でも紹介したウシュクベ リザーブです。お買い求めやすい値段ですので気になる方はどうぞ
参考サイト
・https://www.suntory.co.jp/customer/faq/001775.html
・ウイスキーの語源はゲール語で「生命の水」、「乾杯」も粋にゲール語で! |
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