今回紹介するウイスキーはアードベッグセレンディピティ12年です。
※このウイスキーの広告を見つけることができなかったため、現時点ではウイスキーの写真なしです。購入次第写真を貼らせていただきます
セレンディピティ、それは「偶然による幸運」
研究者の間では「偶然を成功に結び付ける能力」という意味
<アードベッグ セレンディピティの誕生エピソード>
アードベッグはアイラ島で造られるシングルモルトです。
そのアードベッグ17年を造るときに誤ってグレンマレイの12年をブレンドしてしまったのです。これでは商品にならないと廃棄しようとするのですが、試しに飲んでみたところ、とてもおいしいウイスキーになっていたのです。このウイスキーがアードベッグセレンディピティ12年なのです。
そして、このセレンディピティは誤ってできたウイスキーなので、この一回限りの生産、販売となっていて希少価値の高いウイスキーでもあります。
プチ解説
シングルモルトとは一つの蒸留所で造られたウイスキーです。
ここからが少し誤解しやすいのですが、アードベッグ17年を造る際に一つの樽で17年熟成させたものだけがアードベッグ17年になるという訳ではなく、20年以上古いものなど色々なアードベッグを混ぜて味の調整をし、最低熟成年数が17年のものだからアードベッグ17年になるという訳なのです。
つまりセレンディピティはその味の調整の際にグレンマレイを混ぜてしまったという訳なのです。
このことから、このセレンディピティの80%は、17年以上熟成させた古いアードベッグで構成されているウイスキーで、12年と名乗っているのはグレンマレイが12年だったからというわけです。
<ラベルの面白い話>
このウイスキーは元々はアードベッグ17年を造るつもりだったからなのか、ラベルの右端にアードベッグ17年のラベルが少し見えています。
アードベッグ17年のラベルの上にセレンディピティのラベルを貼ったんだよと思わせる作りなわけです。(写真がなくてわかりづらくてすみません・・・^^;)
こういうセンスって面白いですね。
最後に
実はBARこてっちゃんは、5月3日でブログ更新を始めて1年が経ちました。
この一年間で更新できた記事数は260記事。
正直、こんなに継続してブログ更新ができるとは考えていませんでした。
これも「偶然による幸運」によって当ブログを支えてくださる皆様に会えたからこそだと思います。
最近はコメントの返信なども遅れがちですが、頑張っていきますので今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。
参考サイト
//yakko.pharm.kumamoto-u.ac.jp/serendip.html
//atrium-en.hungry.jp/information/?p=4487
https://www.sakedori.com/s/resort/blog/55808.html
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